ソン・フンミン、“一発レッド”後から3試合連続ノーゴールの現状を語る【現地取材】

「(原因は)相手の徹底的なマーク?そうは思わない」

ソン・フンミン(27・トッテナム)は、出場停止処分から復帰後3試合連続ノーゴールに終わっている現状について淡々と述べた。

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1月15日(日本時間)に行われたFAカップ3回戦の再試合で、トッテナムはミドルズブラ(英2部)に2-1で勝利した。ベンチスタートとなったソン・フンミンは後半15分から途中出場し、約30分間プレーした。

試合後、ミックスゾーンでソン・フンミンは「序盤は試合を支配できたが、(後半、相手に)簡単にゴールを与えてしまった。次に進めたことはうれしいが、こうした部分を繰り返してはならない」と述べた。

ソン・フンミン

そして、ソン・フンミンは出場停止処分が解けた後、1月5日のFAカップのミドルズブラ戦、12日のプレミアリーグ第22節リバプール戦で先発出場するも、未だノーゴールの状況が続いている。

だが「(ソン・フンミンが)最近は相手の徹底的なマークに悩まされている」と話題が出た際には、「そうは思わない。ディフェンダーはどうすればフォワードが嫌がるかをわかっているし、フォワードもどうすればディフェンダーを苦しめられるかわかっている」とソン・フンミンは主張した。

また、「もっとスキルを生かせるよう努力し、ピッチで活用しようとしている。どんな状況でも自らチャンスを作り出さなければならない。現状に満足せず努力して行く」と高い向上心を語った。

途中交代で入るやいなや相手DFとの接触でファールを受けたソン・フンミンは、ノーゴールの不振から脱するべく積極的に動き回った。

後半33分には“ソン・フンミン・ゾーン”とも呼ばれるペナルティエリア右側から左足で巻いたシュートを放つも、惜しくも相手GKのセーブに阻まれた。ロスタイムでは味方の上げたクロスに反応したが、ボールはつま先に触れゴールを外れた。

ソン・フンミンはピッチをワイドに使いチャンスを生み出そうとするも、最後は相手DFの守備に阻まれ決定機をものにできなかった。結局、今回も無得点に終わったソン・フンミンは、これまでの好調からは一転、出場停止処分から復帰後は3試合連続無得点となった。

ミドルズブラに勝利したトッテナムは、1月26日に日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンと4回戦を戦う。

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