かつてザスパクサツ群馬、大宮アルディージャ、柏レイソル、浦和レッズに在籍した元日本代表MF江坂任(31、蔚山HD FC)が、2024年シーズンの韓国Kリーグ1(1部)で最初の得点者となった。
江坂は本日(3月1日)、本拠地・蔚山文殊(ウルサン・ムンス)サッカー競技場で行われたKリーグ1第1節の浦項(ポハン)スティーラーズ戦でフル出場。先制点となるゴールを決め、チームの1-0の勝利に貢献した。
4-2-3-1のトップ下で先発出場した江坂は後半7分、ペナルティエリア手前でボールを持つと、エリア内のFWチュ・ミンギュ(33)目掛けて右足でクロスを供給。
すると、ボールはチュ・ミンギュが伸ばした足に当たらず流れ、そのまま浦項のゴールに吸い込まれた。その後、蔚山は江坂が決めた1点を守り切り、開幕戦勝利に成功した。
2023年シーズンより浦和から蔚山に完全移籍加入した江坂。昨季はリーグ戦21試合に出場して3ゴール3アシストを記録し、チームのリーグ2連覇に貢献した。今年2月15、21日に行われたヴァンフォーレ甲府とのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦にも2試合とも出場し、2戦合計スコア5-1の勝利に寄与していた。
なお蔚山は今後、3月5日に全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースとのACL準々決勝第1戦、9日に金泉尚武(キムチョン・サンム)とのKリーグ1第2節を戦う予定だ。
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