日本ツアーを引退した韓国女子プロゴルファーのイ・ボミ(35)が、SNSで感謝の思いを伝えた。
10月24日、イ・ボミは自身のインスタグラムを更新。日本語と韓国語の2か国語で長文を投稿した。
イ・ボミは去る19日から22日にかけて行われた「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」をもって日本ツアーから引退した。大会は2日目で予選落ちだったが、最終日の表彰式後には引退セレモニーも行われ、ファンや同僚たちに感謝のスピーチも伝えていた。
そして、大会を終えて数日経った今回、「こんにちは、プロゴルファーのイ・ボミです」と書き出し、改めて感謝のメッセージを書き記した。
「とうとう私の日本ツアー生活が終わりました。13年間、本当に大きな応援に心から感謝しています。感謝という言葉よりもっと大きい、それ以上の表現を送りたいです」と、冒頭から繰り返し感謝の気持ちを表したイ・ボミ。
「振り返って13年間を思い出してみると、苦しかった時間はなくて、全部が幸せな時間でした。私という選手を信じて物心両面でサポートしてくれた多くのスポンサーの方々と一緒に過ごした時間、JLPGAの選手たちとお互いに戦った時間、実力を育むためにチームとともに努力した数多くの時間、一緒に泣いて笑ったファンの方々との時間まで…。ツアーを離れるこの瞬間、少しも寂しくないですし、胸いっぱいに幸せな気持ちだけを持っていけて、とても誇らしいし嬉しいです」と、2011年から参戦した日本ツアーでの生活を振り返った。
また、「今回の最後の大会でいただいた多くの感動的な瞬間を一生記憶しながら、これからよく生きていきます。もう過去の選手にはなりましたが、皆様からもらった感動を力に頑張って、これからも良い影響力を与えられる選手になりますので、見守ってください」と、今後についてコメント。
最後に、「改めて、13年間本当にありがとうございました♡」と、再び感謝を伝えて文を締めくくった。
投稿には、ファンなどから300件近い感謝と労いのコメントが寄せられた。キム・ハヌルやチ・ウンヒなど、韓国のゴルファー仲間からもコメントが届いていた。
◇イ・ボミ プロフィール
1988年8月21日生まれ。韓国・江原道出身。身長158cm。12歳のころ、当時米国女子ツアーで活躍した朴セリに影響されてゴルフを始めた。2006年に韓国の代表常備軍(代表候補)入りを果たすと、翌年にプロ転向し3年目で初優勝。2011年からは活躍の場を日本に移し、2015年から2年連続賞金女王に輝いた。2019年12月28日、俳優イ・ワンと結婚式を挙げた。
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