久保建英と“仲良し”イ・ガンイン、10月代表戦3G1Aの活躍も謙遜「嬉しいけど、重要なのは…」

かつて日本代表MF久保建英(22、レアル・ソシエダ)とマジョルカ時代にともにプレーした韓国代表MFイ・ガンイン(22、パリ・サンジェルマン)が、10月の代表2連戦で大活躍を披露した。

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イ・ガンインは10月17日、水原(スウォン)ワールドカップで行われたベトナム代表との国際親善試合で先発フル出場。チームの6-0の勝利に貢献した。

この日、イ・ガンインは1ゴール1アシストを記録した。前半5分、コーナーキックからDFキム・ミンジェ(26、バイエルン・ミュンヘン)の先制弾をアシストすると、後半25分にはFWソン・フンミン(31、トッテナム)のラストパスからゴールを決めた。まさに勝利の立役者となった。

イ・ガンインは去る13日のチュニジア代表戦でも、A代表初得点含む2ゴールの活躍で4-0の勝利に貢献していた。10月の代表戦は2試合で3ゴール1アシストを記録した。

ソン・フンミン、イ・ガンイン、キム・ミンジェ
左からソン・フンミン、イ・ガンイン、キム・ミンジェ

試合後、ミックスゾーンで報道陣の取材に応じたイ・ガンインは、「勝利できてとても嬉しい。一生懸命走ってしっかり準備してくれた仲間たちに感謝している」とし、「ストライカーではないが、常にゴールを決めてアシストもしようと試み、挑戦している。自分も攻撃的なポジションなので、常に頑張っている。嬉しいが、一番重要なことはチームの勝利だ。チームが勝てたことが一番嬉しい」と振り返った。

キム・ミンジェの得点をアシストした場面では、コーナーからのキックの正確さが際立った。「練習するときによく合わせていて、一定のスペースにクロスを上げれば入ってくれる選手がいる。よく入ってくれたと思う」というイ・ガンインは、「これからさらにしっかり合わせて、多くのゴールを入れることができるようにする」と約束した。

また、後半41分にFWチョン・ウヨン(24、シュトゥットガルト)がダメ押しのゴールを決めた場面では、誰よりも彼の得点を喜んでいた。

イ・ガンインは「(アジア大会含め)代表に合流してほぼ1カ月が経った。アジア大会合流初日からずっと一緒で、幼い頃から親しい選手だったので嬉しかった。ほかの選手たちとも一緒に、高みを見て進んでいきたい」と語った。

イ・ガンイン、チョン・ウヨン
チョン・ウヨン(下)のゴールを祝福するイ・ガンイン(上)

9月から続いた長い代表期間を終えたイ・ガンインは、所属チームのパリ・サンジェルマンに復帰する。

イ・ガンインは最後に、「戻った後、どんな状況になるかはまだわからない。常に最善を尽くし、最高に良い体の状態で最高のパフォーマンスを見せられるよう努力する」と意気込んだ。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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◇イ・ガンイン プロフィール

2001年2月19日生まれ。韓国・仁川広域市出身。身長174cm。大韓民国のサッカー選手で、サッカー大韓民国代表。幼少期に出演したKBSサッカーバラエティ番組『飛べ、シュットリ』で類まれなる才能を発揮し、“神童”として一躍注目を集めた。2011年にスペインに渡りバレンシア下部組織に入団し、2018年10月にトップチームで公式戦デビュー。2021年夏にフリーでマジョルカに加入、2023年夏にフランスのパリ・サンジェルマンに完全移籍。マジョルカ時代の同僚である日本代表MF久保建英(レアル・ソシエダ)とは同じ2001年生まれで、普段から仲が良いことで知られている。

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