巨人と契約したサンチェスも…韓国プロ野球は日米リーグ進出の“経由地”になるのか

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斗山ベアーズに続き、KIAタイガースもメジャーリーグで活躍していた若手投手を獲得した。

メジャー再挑戦を狙う外国人選手が、続々と韓国プロ野球KBOリーグを訪れているようだ。

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斗山が12月8日にクリス・フレクセン(25)を迎え入れたことに続き、KIAが12月10日にドリュー・ギャグノン(29)と契約した。SKワイバーンズと契約したニック・キンガム(28)とリカルド・ピント(25)も、KBOリーグを踏み台にしてメジャーに再挑戦する意思を持っている。

メリル・ケリー(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)に続き、ジョシュ・リンドブロムまでメジャー進出に成功すると、若くて可能性のある外国人選手たちのKBOリーグ行きが、さらに加速するものと思われる。

(写真=MLB.com)斗山ベアーズと契約したクリス・フレクセン

本紙『スポーツソウル』が12月9日に「リンドブロムとサンチェスが大活躍、KBOリーグ産業化の礎になる」という記事を掲載すると、野球ファンの間では複数年契約が必要だとの声が上がった。せっかく育てたのに、他の球団に良い思いばかりをさせているとの指摘だ。

メジャー進出を目指すリンドブロムはもちろん、日本プロ野球の読売ジャイアンツと契約を結んだアンヘル・サンチェスも、1銭の移籍金を払うことなく海外リーグに去った。斗山とSKの先発エースの役割を務めていた投手たちだけに、彼らを見送るファンには若干、裏切られたという印象もあるかもしれない。

複数年契約をしていれば、移籍金が発生する。移籍金を支払ってでも迎え入れたいと思われる圧倒的なパフォーマンスを備えることが前提条件になるが、まったく不可能というわけでもない。メジャーリーグも日本プロ野球も、先発投手不足に苦しんでいるからだ。

読売ジャイアンツと契約したアンヘル・サンチェス

結論からいえば、今年からKBOリーグは再契約する外国人選手に限り、複数年契約を許容している。昨年、韓国野球委員会(KBO)理事会(社長会議)で、いくつかの規約を改正しながら、新規外国人の上限制(総額100万ドル以内)とともに、再契約対象者は複数年契約をすることができるように制度を変えた。

球団の意志に基づいて、今冬にも複数年契約を結ぶ外国人選手が出てくる可能性があるという意味だ。

外国人選手との複数年契約は、毒でも薬にもなる可能性がある。

一定期間の契約が保証されると、怠ける選手が登場したりする。挑戦よりも安定を選択すると、怠惰になる事例がある。外国人選手への依存度が高いKBOリーグの特性を考慮すると、その要素は最も警戒しなければならない。

(写真=ピッツバーグ・パイレーツ公式サイト)SKワイバーンズと契約したニック・キンガム

だからといってオプションなどの契約条件を厳しく提示すると、契約自体が不発になる可能性がある。

だからこそメジャーリーグ再挑戦という明確な目標に向かって、球団と選手が信頼を築かなければならない。各球団フロントの産業化の意志と、選手育成システムの確立が先行してこそ可能なことだ。

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