慢心で金メダルと兵役免除逃した韓国人選手、SNSで謝罪文掲載「してはならない軽率な行動を…」【アジア大会】

ゴール直前の油断で金メダル獲得に失敗し、兵役特例の恩恵すらも逃したローラースケート男子韓国代表のチョン・チョルウォン(27)が謝罪文を掲載した。

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チョン・チョルウォンは10月5日、自身のインスタグラムを更新。真っ黒の画像とともに謝罪文を掲載した。

チョン・チョルウォンは去る2日、チェ・インホ(22)、チェ・グァンホ(30)とともに杭州アジア大会・ローラースケートの男子3000mリレーに出場。

最後の最後に台湾(4分5秒692)の逆転を許し、わずか0.01秒差の4分5秒702で銀メダルに終わった。

敗北のきっかけとなったのは、最終走者チョン・チョルウォンの“アーリーセレモニー”だった。

チョン・チョルウォンは最後、勝利を予感してゴールラインの前で両腕を上げ、喜びをあらわにしていた。

その間、必死に猛追していた台湾の黄玉霖が足を伸ばし、逆転に成功した。

ローラースケート男子韓国代表
(写真提供=VCG/アフロ)ゴール直前に喜んで金メダルを逃したチョン・チョルウォン(右)

「アジア大会3000mリレー決勝で、決勝地点を目前にして最後まで最善を尽くさずセレモニーをするという、選手としてやってはならない軽率な行動をしてしまいました」と綴ったチョン・チョルウォンは、「一緒に試合をした選手たち、国家代表の試合を応援してくださる多くの方々に心より謝罪いたします」と伝えた。

また、「国を代表する選手として、最後まで最善を尽くさなかった自分の行動に心から反省し、後悔しています」とし、最後に「国を代表する国家代表として、常に最後まで最善を尽くす選手になれるよう努力します」と伝えていた。

ちなみに、成人男子に兵役義務が設けられている韓国では、アジア大会で金メダルを獲得した場合、「芸術・体育要員」資格を得て兵役特例の恩恵を受けることができる。

また、ローラースケートが次回の2026年愛知・名古屋大会以降からアジア大会の種目から外れるため、ローラースケートの選手にとっては今回がラストチャンスとも言えた。

しかし、男子3000mリレーで最後の最後に金を逃したことにより、同レースに出場したメンバーのうち、持病の潰瘍性大腸炎で兵役が免除されているチェ・グァンホを除き、チェ・インホとチョン・チョルウォンの2人は入隊が避けられない状況となった。

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