かつて千葉ロッテマリーンズ、読売ジャイアンツ、オリックス・バファローズでも活躍し、現在は韓国プロ野球の斗山(トゥサン)ベアーズを指揮するイ・スンヨプ監督が、自国代表の敗戦劇を残念がった。
10月3日、イ・スンヨプ監督は蚕室(チャムシル)球場で行われるキウム・ヒーローズ戦に先立ち、報道陣の取材に応じた。
そこで、前日の2日に行われた杭州アジア大会・野球のグループB第2節で台湾代表に0-4で敗れた韓国代表に対し、「残念だった」と遺憾の意を表した。
イ・スンヨプ監督は「台湾の先発投手がとても上手く投げていた。特に左打者相手に投げる変化球はしっかりコントロールできていた。球威もあり、打者も対策が大変だっただろう」と分析した。
初戦で香港に10-0でコールド勝ちした韓国はこれで1勝1敗。本日(10月3日)、タイとのグループステージ最終節を戦う。
イ・スンヨプ監督は、台湾に敗れた韓国への応援を引き続き呼び掛けた。
指揮官は「まだ終わっていない。すべての試合に勝てば良い。もちろん、昨日の試合で負けたことで、熱心に応援してきた野球ファンにとっては失望が大きかったと思うが、これからが重要だと思う。まだ大会中だというのに、何が間違っているのかなどと言うことは正しくないと思う。選手たちも諦めずに全力を尽くさなければならない」と伝えた。
また、杭州アジア大会の韓国代表に選ばれている斗山の投手クァク・ビン(24)が筋肉の張りを訴え、治療中であることがわかった。
クァク・ビンは今月1日の香港戦のウォーミングアップ時に痛めたと伝えられている。そのため、香港戦と台湾戦のいずれも欠場中だ。
これについてイ・スンヨプ監督は、「申し上げることはない」と明言を避けた。
クァク・ビンは今シーズン、11勝7敗の防御率2.97を記録している。杭州アジア大会でも韓国代表の主力投手として活躍を期待されていたが、予期せぬ負傷で欠場せざるを得なくなった。
クァク・ビンは回復に努め、代表がスーパーラウンド進出に成功した場合、以降の試合で登板する予定だ。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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