「我々のスポーツマンシップを見よ!」選手の非マナー行動が物議の韓国、国内でも批判止まないワケ【アジア大会】

現在行われている杭州アジア大会で、韓国の男子テニス選手クォン・スンウ(25)が見せた非紳士的行動にスポーツ界が沸き立っている。

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クォン・スンウは試合で敗北した後、自身のラケットを何度もコートに叩きつけて破壊した。それどころか相手選手から求められた握手を無視したうえ、審判との握手も拒否した。紳士のスポーツの代名詞とも呼ばれるテニスで起きた場面だ。

去る9月25日に行われた杭州アジア大会のテニス・男子シングルス2回戦で、世界ランキング112位のクォン・スンウは同636位のカシディット・サムレス(22、タイ)に1-2(3-6、7-5、4-6)で敗れた。

試合後に見せた彼の行動が大きな問題となった。クォン・スンウは格下と見られた相手に敗れた怒りが収まらず、ラケットをコートに叩きつけて破壊した。それだけでは気が済まなかったのか、折れたラケットでベンチをも叩くなど、過激な行動を続けていた。

これだけではない。勝利したサムレスは挨拶するためにコート中央でクォン・スンウを待っていたが、いつまで経っても彼が来なかったため、歩いてクォン・スンウの下まで向かった。

ところが、握手を求めたサムレスに対し、クォン・スンウは徹底的に背を向けたまま悪手に応じず、そのままコートを出て行ってしまった。審判にも挨拶をしなかった。

世界的な選手も怒りでラケットを壊すことはあるが、相手選手との挨拶や握手は必ず行う。それがテニスの基本マナーだからだ。

クォン・スンウ

テニスだけではない。どの種目であれ、その土台には「スポーツマンシップ」が存在する。

スポーツマンシップとは、誠実に試合に臨み、異常な利益を得るために不義なことはせず、常に相手に向かって礼儀を守ることはもちろん、勝敗を離れて結果に承服できる競技精神のことを指す。

ただでさえ「47億アジア人の祝祭」と呼ばれるアジア大会だ。胸に韓国国旗を付け、国家を代表して大会に出場している選手として、例え激怒したとしても決してやってはならない行動だった。

議論が韓国国内外で大きく広がると、クォン・スンウは試合翌日に相手選手の下を尋ねて直接謝罪し、大韓体育会を通じて直筆の謝罪文も公開した。ただ、国民の非難が収まるまでにはまだ時間が必要だと見られる。

このような「スポーツマンシップ」が表れた光景が、eスポーツ界にもあった。百の言葉を言うより、たった一つの行動で見せた。

韓国eスポーツ界に初のメダルをもたらした『FC ONLINE』韓国代表のクァク・ジュンヒョク(23)の心温まる話だ。

クァク・ジュンヒョクは27日に行われた『FC ONLINE』敗者復活戦でタイ代表選手に敗れた。韓国eスポーツ史上初の金メダル獲得に挑んだクァク・ジュンヒョクは、銅メダルを首にかけて大会を終えた。

この試合後のクァク・ジュンヒョクの行動が、クォン・スンウとあまりに違っていた。

クァク・ジュンヒョクは力強く抱擁し、相手選手の勝利を祝福していた。

金メダル獲得の目標を達成できず、悔しい思いもあっただろう。それでも、自身に勝利した相手に対する尊重と礼儀を見せたクァク・ジュンヒョクには金メダルを与えてもおかしくない。

(写真=共同取材団)試合後、相手選手と抱擁するクァク・ジュンヒョク

ある人はeスポーツについて「なぜ国際大会にゲームが入るんだ」と卑下する。「そもそもスポーツではない」という声もある。そんな考えを持つ人が非常に多い。

しかし、今回のアジア大会ではむしろeスポーツが“彼ら”に対し、アスリートとしてあるべき姿を見せたと言っても過言ではない。

人生誰でも間違いを犯すものだ。しかし、ミスが繰り返されてはならない。

一瞬の間違った行動による責任を大きく感じたであろうクォン・スンウには、eスポーツを通じて多くを学んでほしい。

実力と人間性は比例するということを。

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