「審判がイタズラを…」韓国女子バレーの元エース、中国開催アジア大会の偏向判定を懸念するワケ

元女子バレー韓国代表のキム・ヨンギョン(35)が、杭州アジア大会・女子バレー競技に対する懸念を示した。

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キム・ヨンギョンは9月24日、自身のYouTubeチャンネル『シッパンオンニ(食パンお姉さん)』で「シッパンオンニに開設のアドバイスをしたら起こること/杭州で活躍してほしい選手は?」というタイトルの動画を公開した。

動画内では同じく元代表のキム・スジ、ヤン・ヒョジンとともに、杭州アジア大会・女子バレー競技の優勝予想を話し合っていたキム・ヨンギョン。

そんななか、「私が思うに中国がホームだから。(2010年の)広州アジア大会のときは審判が容易ではなかった。中国と決勝で戦ったが、フルセットで負けた。そのときも私たちが勝つと思っていた。でも、審判がちょっと“いたずら”をした。ビデオ判定がなかったときだ」と回想した。

そして、「きっと杭州でもそういうことがあると思う。バレーボールに限らず、別の種目も少し危ない。バドミントンや卓球は中国も上手い」と伝えた。これにキム・スジが「得意種目は危険だ」と付け加えた。

また、キム・スジは「ひとまずベスト4に行くことができれば、その後の順位はどうなるか正直よくわからない。その日によってコンディションと雰囲気が左右される。中国も1軍メンバーが出場したとしても得点が出る日がある」と述べた。キム・ヨンギョンは「杭州とよく合う子たちがいるだろう」と付け加え、笑いを誘った。

(写真=『シッパンオンニ』)

ヤン・ヒョジンは「最近、すごくコンディションが良さそうな(カン・)ソフィや(パク・)ジョンアに期待したい」とし、「ジョンアは特に重要な試合の重要なスコアのときに核心的な活躍をすることがある」と述べた。

キム・ヨンギョンはKBSで杭州アジア大会・女子バレー競技の解説を引き受けたことについて、「少し慎重にならなければならないと思う。でも、性格が素直だからどうにもできないかもしれない。昨日もレジェンド解説委員たちと一緒に撮影をしたが、その方々も一番楽しみで多くの語録を残してくれそうな人として私を選んだ。私と哲学者のイ・ヨンピョ解説委員。私たちにとても期待していた」と伝えた。

そして、「主人公は選手たちでなければならない。私が無駄にコメントをして、余計にイシューとなってしまっては良くないと思うので、イシューを最大限作らないように努力しなければならない」と明かした。

なお、杭州アジア大会の女子バレー競技は9月30日から10月7日まで開催予定。グループCの韓国は10月1日にベトナム、2日にネパールと対戦する。

◇キム・ヨンギョン プロフィール

1988年2月26日生まれ。韓国・京畿道出身。身長192cm。興国生命ピンクスパイダーズ所属。小学4年生からバレーを始め、2005年に新人ドラフト1位で韓国Vリーグの興国生命ピンクスパイダーズに加入。その後、日本のJTマーヴェラスをはじめトルコや中国と海外を渡り歩き、2020-2021シーズンに古巣の興国生命に11年ぶり復帰。以降、中国を経て2022年6月に興国生命に再復帰した。東京五輪後の2021年8月12日に代表引退を発表。2019年8月から個人YouTubeチャンネル『シッパンオンニ(食パンお姉さん)』を運営している。

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