バロンドールでアジア人歴代最多得票のソン・フンミン、投票国の詳細明らかに

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2019年のバロンドールで計4カ国から票を得たソン・フンミン(27・トッテナム)が、名実ともに“ワールドクラス”であることを認められた。

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12月2日、フランスのサッカー専門誌『フランス・フットボール』が発表したバロンドールの投票結果、ソン・フンミンは30人の候補中、4票を得て22位に選ばれた。

バロンドールの投票は、各国記者団が候補30人から3人を選び、1位(6票)、2位(4票)、3位(3票)、4位(2票)、5位(1票)とそれぞれ投票する。

同誌が公開した各国記者団の投票結果によると、ソン・フンミンは韓国メディアで唯一投票権を持つ本紙『スポーツソウル』以外に、ギリシャ、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、フィンランドのメディアから5位票を得たことがわかった。

(写真=バロンドール公式Twitter)

バロンドールという栄誉の舞台で、ソン・フンミンが票を得られたことの意味は大きい。

韓国人選手としては、2002年に当時アンデルレヒト(ベルギー)でプレーしていた元韓国代表FWソル・ギヒョンが、2007年にはマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)で活躍した元同代表MFパク・チソンがバロンドールの候補に挙がったが、2人とも票を得ることはできなかった。

これまでアジア人で唯一得票した選手は、2007年にパク・チソンとともに候補に選出された元イラク代表FWのユニス・マハムードだけだ。マハムードは当時、1カ国から4位票の2点を得て29位となった。

そして今回、ソン・フンミンは先代たちの記録を大きく飛び越え、アジア人記録を塗り替える4票を得た。何よりも、本紙『スポーツソウル』以外に欧州の国々が投票したという点が、異彩を放っている。アジア諸国ではなく、サッカーの本場、欧州のメディアから高い評価を得たことに価値がある。

また、バロンドールの候補に選ばれたこと自体、ソン・フンミンがワールドクラスに登りつめたことを証明しているといってもいいだろう。

バロンドールの候補に選出される選手は、1シーズンの間に見せたたしかな活躍と記録から厳正に評価される。2018年のバロンドール受賞者であるルカ・モドリッチ(レアル・マドリード)は、今年あまり目立った活躍を見せられず、今年のバロンドールでは候補にすら上がらなかった。

大陸によるアドバンテージもない。アジアや北中米の選手たちは、そこそこの活躍では候補にすら入らない。自身がプレーするリーグや国際舞台での活躍が、バロンドールの評価に直結する。

ソン・フンミンはこうした過程すらも乗り越え、30人の候補に含まれただけに、それ自体が彼を世界的な選手であると証明する十分な資格となる。

(写真=トッテナム公式Twitter)

今回は22位に終わったソン・フンミンだが、来年以降はより高い順位に上がる可能性が高い。

今年のバロンドールの投票に最も影響を与えたとされる大会は、2018-2019シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)だ。昨シーズン、チームの準優勝に貢献したソン・フンミンだが、今シーズンはさらに存在感のある活躍を披露している。

ソン・フンミンはプレミアリーグとCLですでに計9ゴール8アシストを記録しており、ほぼ毎試合でチームの得点に絡む活躍でエースの座を確立している。マウリシオ・ポチェッテーノ前監督が去り、ジョゼ・モウリーニョ監督が就任した現体制においても、主力級の選手であることは変わりない。

今の活躍をこのまま維持できれば、来年のバロンドール候補にソン・フンミンが再び選ばれる可能性は高いだろう。候補に選ばれた今年以上のパフォーマンスを披露すれば、候補リストから外れることはまずないと見られる。

今年のバロンドールの結果発表後、欧州現地のトッテナムファンはSNSなどのネット上でソン・フンミンの順位があまりに低すぎると声を上げている。

キャリアの全盛期に突入しているソン・フンミンが、今以上に高い目標へ挑戦すべきクラスの選手になったことは明らかだろう。

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