韓国プロサッカーKリーグでまたしても外国籍選手の飲酒運転が摘発された。
ソウル江南(カンナム)警察署によると、Kリーグ1(1部)の水原(スウォン)FCに所属する南アフリカ人FWラルス・フェルトワイク(31)が8月7日未明、新沙(シンサ)駅付近で飲酒運転の通報を受けて出動した警察によって逮捕された。
同乗者はおらず、フェルトワイクが一人で運転していた。飲酒運転に伴う事故は起きなかったが、逮捕当時、フェルトワイクは泥酔状態だったという。
7日午後、事件の報告を受けた水原FCは対策会議に乗り出した。
関係者は「(飲酒運転をした人物は)フェルトワイク選手で正しい。今後の対策について議論している」と明らかにした。
Kリーグでは昨年8月、浦和レッズ・ユース出身で元アビスパ福岡の日本人MF邦本宜裕(25)が飲酒運転摘発で全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースとの契約を解除。
今年4月にはKリーグ2(2部)のFC安養(アニャン)に所属したコスタリカ代表FWジョナタン・モヤ(31)も飲酒運転を摘発され、やはり契約解除となった。
このため、フェルトワイクも水原FCとの契約を解除されると見られている。
2020年に邦本らとともに全北に加入し、Kリーグ参戦を果たしたフェルトワイクは、同年7月に当時2部の水原FCに移籍。今季はリーグ千22試合出場で9ゴール5アシストを記録し、得点ランキング4位、アシストランキング8位と活躍を披露していた。
また、直近では5日に行われたKリーグ1第25節、水原三星(スウォン・サムスン)ブルーウィングスとの“水原ダービー”で1ゴールを決め、チームを2-0の勝利に導いていた。
水原FCはダービーを制した直後、予期せぬ過ちによって主力ストライカーを失うことになった。チームは現在、第25節を終えて6勝5分14敗の勝ち点23とし、12チーム中10位に位置している。
(記事提供=OSEN)
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