Kリーグを管轄する韓国プロサッカー連盟は、7月15～16日に行われたKリーグ1（1部）第23節、Kリーグ2第21節のMVP、ベストイレブン、ベストチーム、ベストマッチを発表した。
Kリーグ1第23節MVPは、仁川（インチョン）ユナイテッドに所属するギニアビサウ出身のMFジェルソ・フェルナンデス（32）だ。
ジェルソは7月16日、仁川サッカー専用球場で行われた大田（テジョン）ハナシチズン戦で1ゴール1アシストを記録し、チームを2-0の勝利に導いた。
ジェルソは後半38分、ブラジル人FWエルナンデス（23）が左サイドから送ったグラウンダーのクロスを左足で押し込み、先制ゴールを決めると、後半終了間際にはエルナンデスのゴールをアシストした。ジェルソの今季成績は23試合出場の3ゴール4アシストだ。
ベストチームは水原三星（スウォン・サムスン）ブルーウィングスだ。
水原三星は15日、水原ワールドカップ競技場で首位の蔚山現代（ウルサン・ヒョンデ）と対戦し、FWチョン・ジヌ（23）、セルビア人FWフェイサル・ムリッチ（28）、MFキム・ジュチャン（19）のゴールで3-1の勝利を収めた。
これがリーグ戦10試合ぶりの勝利となった水原三星は、後半戦巻き返しへ貴重な1勝を挙げた。
ベストマッチは、16日に浦項（ポハン）スティールヤードで行われた浦項スティーラーズ対済州（チェジュ）ユナイテッドの試合だ。
この日は浦項が前半15分に先制するも、済州が後半9分と25分に連続ゴールを決めて一時逆転。ただ、底力を発揮した浦項が後半27分、28分、アディショナルタイムに一挙3ゴールを挙げ、4-2の大勝に成功した。
Kリーグ2第21節のMVPは城南（ソンナム）FCのFWチン・ソンウク（29）だ。
チン・ソンウクは16日、釜山（プサン）アジアド主競技場で行われた釜山アイパーク戦で2ゴールを記録し、チームを3-2の勝利に導いた。
ベストチームは富川（プチョン）FC 1995だ。富川は15日、安山（アンサン）ワースタジアムで行われた安山グリナース戦で2-0の勝利に成功した。
ベストマッチは、15日に李舜臣（イ・スンシン）総合運動場で行われた忠南牙山（チュンナム・アサン）FC対FC安養（アニャン）だ。試合は両チームが点を取り合う熾烈な攻防戦となった末、安養が3-2で勝利した。
Kリーグ1、Kリーグ2のベストイレブンは以下の通り。
◇
―Kリーグ1
FW：グスタヴォ（全北現代モータース）、エルナンデス（仁川ユナイテッド）
MF：ジェルソ・フェルナンデス（仁川ユナイテッド）、オーベルダン（浦項スティーラーズ）、キム・ドヒョク（仁川ユナイテッド）、キム・ジュチャン（水原三星ブルーウィングス）
DF：ヴァンデルソン（浦項スティーラーズ）、アレックス・グラント（浦項スティーラーズ）、キム・ジュウォン（水原三星ブルーウィングス）、チョン・スンウォン（水原三星ブルーウィングス）
GK：キム・ジョンフン（全北現代モータース）
―Kリーグ2
FW：ハ・ナム（全南ドラゴンズ）、チン・ソンウク（城南FC）、ジュニーニョ（金浦FC）
MF：ホン・チャンボム（FC安養）、アンドリゴ（FC安養）、バルディビア（全南ドラゴンズ）、ユ・スンヒョン（富川FC 1995）
DF：カン・ウィビン（城南FC）、ニルソン（富川FC 1995）、チョ・ソングォン（金浦FC）
GK：パク・チョンヒョ（金浦FC）
（文＝ピッチコミュニケーションズ）
前へ
次へ
