浦項(ポハン)スティーラーズのFWイ・ホジェ(22)が、自身初の「レモナ 今月のヤングプレーヤー賞」を受賞した。
「レモナ 今月のヤングプレーヤー賞」は韓国プロサッカー連盟(以下、連盟)が慶南(キョンナム)製薬の後援を受けて2021年に新設した賞で、Kリーグ1で毎月最も大きな活躍を見せた“ヤングプレーヤー”に贈られる。
候補資格条件はKリーグ1の選手のうち、△韓国国籍、△満23歳以下(2000年以降生まれ)、△Kリーグ公式戦初出場を記録した年度から3年以下(2021年シーズン以降デビュー)だ。
上記3つの条件を満たし、当該月の所属チーム総試合時間のうち半分以上に出場した選手を候補群とする。連盟技術委員会傘下の技術研究グループ(TSG)委員らの議論と投票を通じて、最終受賞者を決定する。
6月のヤングプレーヤー賞は、第16節から第19節までの計4試合を評価対象とした。
候補にはイ・ホジェのほか、全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースのGKキム・ジョンフン(22)、FCソウルのDFイ・ハンボム(21)、江原(カンウォン)FCのDFキム・ジンホ(23)など計15人が挙がった。このうち、イ・ホジェがTSG委員の投票で最も多くの票を得て、受賞の栄光を抱いた。
イ・ホジェは6月初戦の第16節光州(クァンジュ)FC戦で、後半29分にフリーキックからヘディングゴールをマーク。さらには第17節の済州(チェジュ)ユナイテッド戦でも得点し、2試合連続ゴールに成功した。
6月に2得点を加えたイ・ホジェは、今季18試合に出場して5ゴール1アシストとしており、すでにキャリアハイのスコアポイント(ゴール+アシスト)を記録している。
2023年シーズン6月の「レモナ 今月のヤングプレーヤー賞」授賞式は、7月2日に浦項対水原(スウォン)FCの第20節が行われる浦項スティールヤードで開催され、イ・ホジェにはトロフィーと賞金100万ウォン(日本円=約10万円)が贈られる。
(文=ピッチコミュニケーションズ)
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