プレミア12、韓国の4番打者パク・ビョンホは元巨人イ・スンヨプにならなくてはならない

パク・ビョンホ(33)の不振が痛い。野球韓国代表の火力が期待に及んでいない。

WBSCプレミア12に出場中の韓国は去る11月12日、台湾を相手に無気力な完封負けを喫した。プレミア12開幕後、快調に4連勝を飾っていた韓国だったが、打線の沈黙で惨敗した。

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国際大会では先制点で試合の主導権を握ることが重要だが、打線が序盤のチャンスを生かせなかった。

そんななか4番打者パク・ビョンホの不振が目立つ。予選ラウンド第3戦となったキューバ戦でマルチヒットを記録し、打撃の感覚を取り戻したかに思われたが、スーパーラウンドで再び沈黙している。

韓国キム・ギョンムン監督はパク・ビョンホに対して、「次の試合ではヒットが爆発するだろう」と信頼を寄せている。最後まで4番打者として起用する可能性が高い。しかしパク・ビョンホはスーパーラウンドに入って、アメリカとの第1戦は無安打、台湾との第2戦でも1安打と、期待される活躍に失敗した。

パク・ビョンホ

キム監督はパク・ビョンホに、イ・スンヨプの姿を期待している。イ・スンヨプは2008年北京五輪、日本との準決勝で逆転ツーランを、キューバとの決勝戦でも1回に先制ホームランを放ち、韓国初のオリンピック金メダル獲得に貢献した。

イ・スンヨプは当時、自分をラインナップから外すよう訴えるほど深刻な不振に苦しんだが、決定的瞬間に決定的な一発を放った。当時の監督もキム監督だった。

“韓国野球のレジェンド”イ・スンヨプは、ホームラン王の後継者としてパク・ビョンホを躊躇なく挙げる。パク・ビョンホの豪快な打撃は、自分を超えるという賞賛も惜しまない。イ・スンヨプは「大変だろうが勝ち抜かなければならない。パク・ビョンホならできる」と話した。

過去イ・スンヨプがそうしたように、パク・ビョンホも期待に応えなければならない。これまで積み重なった負担とプレッシャーを吹き飛ばさなければならない。韓国は大会連覇と2020東京五輪出場権獲得のために、日本戦で必ず勝利しなければならないのだ。

雰囲気を上げるために、パク・ビョンホの一発が必要不可欠だ。

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