韓国がプレミア12の“疑惑の判定”に関して日本を信じることができない理由

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WBSCプレミア12スーパーラウンドの韓国対アメリカの試合で、3回裏に生じた“疑惑の判定”めぐり議論が高まっている。

テレビ中継画面で見ると、明らかに誤審に見えるものの、チャレンジを通じても判定が覆されることはなかった。

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11月11日、東京ドームで行われた韓国とアメリカの試合で3回裏、1死1塁からイ・ジョンフが右中間に抜ける2塁打を放った。1塁走者キム・ハソンが捕手を交わして、スライディングでホームプレートに触れたように見えた。

その後、キム・ハソンは改めてホームプレートを踏んだ。しかし球審の嶋田哲也はアウトを宣告し、韓国キム・ギョンムン監督はチェレンジを要求。リプレイ映像を見ると、捕手のタッチが行われていないことを明確に知ることができる。

それでも判定は覆されなかった。“疑惑の判定”と注目を集める理由だ。

問題のシーン

今回のプレミア12の大会要綱を見ると、ビデオ判定は、該当試合のビデオ判読官(RP)が別の空間で実施し、ビデオ判定の結果は最終的と明示されている。プロ野球のビデオ判読官を想像してしまうが、実際には専門の判読官がいるわけではなく、審判の内の1人が持ち回りする。

WBSC主催大会でビデオ判定を最初に導入したのは、去る8~9月に開かれたWBSC U-18ベースボールワールドカップからだった。運用方式はプレミア12も同じだ。ただビデオは球場に設置されたカメラなどを参考にする。視聴者が観るテレビ中継の映像とは異なる場合がある。

プレミア12の各試合に投入される審判員は、球審と塁審を含めて計4人だ。審判の負傷など突発的な状況に備えた待機審判はいない。しかしこれは表面的な人数で、実際にはクロックオペレーター(CP)とビデオ判読官(RP)まで、計6人の審判が参加していることになる。

クロックオペレーターは、投手の20秒投球制限などの促進ルールの適用のためにストップウォッチを計る者をいう。去る11月7日、ソウル高尺(コチョク)スカイドームで行われた韓国とカナダの試合で、2回に球審が脳震盪(のうしんとう)の症状で退場する状況が発生したときも、クロックオペレーターが2塁の塁審に入ったことがある。

同じ審判の一員といえるが、プレミア12大会公式ホームページの記録サイトには、RPとCPの名前が明らかにされなかった。記録係と技術委員まで明示されているが、彼らの名前だけは抜けている。

アウトの判定に不服を訴えるキム・ハソン

韓国内で行われた予選ラウンドでは、クロックオペレーターとビデオ判読官が誰なのか、運営委員会を通じて正確に知ることができた。しかし日本で開催されたスーパーラウンドでは、韓国野球委員会(KBO)の確認要求に対して明確な返答がない。

また、韓国対アメリカの試合は球審だけでなく、3塁塁審も日本人が投入されており、公正性の観点から論議が起きている状態だ。もしビデオ判読官まで日本人であれば、公正性の論議はさらに大きくなるものと思われる。大会運営委が判読官の名前を明らかにしないことは、疑惑をさらに膨らませている。

KBO側の公式抗議と再発防止のための措置が必要な理由だ。

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