Kリーグを管轄する韓国プロサッカー連盟は、6月3~4日に行われたKリーグ1(1部)、Kリーグ2(2部)第16節のMVP、ベストイレブン、ベストチーム、ベストマッチを発表した。
Kリーグ1第16節MVPは仁川(インチョン)ユナイテッドのFWキム・ボソプ(25)だ。
キム・ボソプは6月4日、大田(テジョン)ワールドカップ競技場で行われた大田ハナシチズン戦で2ゴールを記録し、チームを3-1の勝利に導いた。
キム・ボソプは後半3分、コンゴ民主共和国代表FWポール=ジョゼ・ムポク(31)のパスから右足でシュートを放ち、仁川の2点目となる自身初ゴールを決めた。
さらには同32分、ペナルティアーク正面で再びムポクからパスを受けると、今度は左足で流し込んで2点目をマークした。
ベストチームは光州(クァンジュ)FCだ。
光州は3日、光州サッカー専用球場で行われた浦項(ポハン)スティーラーズ戦でオウンゴール含む4得点を挙げ、4-2の勝利に成功した。
ベストマッチは3日、全州(チョンジュ)ワールドカップ競技場で行われた全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータース対蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)の試合だ。
試合は前半から拮抗した展開が続いたなか、後半38分にFWチョ・ギュソン(25)のゴールで全北が先制。さらにはアディショナルタイムにFWムン・ソンミン(30)がダメ押しのゴールを決め、全北が首位・蔚山を2-0で下した。
なおベストイレブンには、元アルビレックス新潟のDFキム・ジンス(31、全北現代モータース)、元ギラヴァンツ北九州のDFアン・ヨンギュ(33)なども選ばれていた。
Kリーグ2第16節MVPは忠北清州(チュンブク・チョンジュ)FCのブラジル人FWジョルジ(23)だ。
ジョルジは6月4日、金浦(キムポ)ソルトサッカー場で行われた金浦FC戦で2ゴールを決め、チームを2-1の勝利に導いた。
試合は忠北清州が序盤から攻勢に出ると、前半2分と26分にジョルジが連続得点を記録。後半22分には金浦に1点を返されたが、追撃を許さず1点差で勝利した。
両チーム合計22本のシュートが飛び交った試合はベストマッチに選ばれ、勝利した忠北清州はベストチームに選出された。
なおベストイレブンには、4日に光陽(クァンヤン)サッカー専用球場で金泉尚武(キムチョン・サンム)に1-0で勝利した全南(チョンナム)ドラゴンズから、横浜F・マリノスユース出身のDFユ・ジハ(24)などが選ばれていた。
Kリーグ1、Kリーグ2のベストイレブンは以下の通り。
◇
―Kリーグ1
FW:ポール=ジョゼ・ムポク(仁川ユナイテッド)、チョ・ギュソン(全北現代モータース)
MF:キム・ボソプ(仁川ユナイテッド)、ユン・ビッカラム(水原FC)、セシーニャ(大邱FC)、オム・ジソン(光州FC)
DF:キム・ジンス(全北現代モータース)、ク・ジャリョン(全北現代モータース)、アン・ヨンギュ(光州FC)、トゥ・ヒョンソク(光州FC)
GK:キム・ドンジュン(済州ユナイテッド)
―Kリーグ2
FW:ウォン・ギジョン(慶南FC)、ジョルジ(忠北清州FC)、パク・ジョンイン(釜山アイパーク)
MF:バルディビア(全南ドラゴンズ)、ソン・ホンミン(慶南FC)、キム・ガングク(忠南牙山FC)、キム・スンホ(忠南牙山FC)
DF:ユ・ジハ(全南ドラゴンズ)、イ・ハンド(釜山アイパーク)、チャン・ジュニョン(忠南牙山FC)
GK:パク・デハン(忠北清州FC)
(文=ピッチコミュニケーションズ)
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