女子ゴルフの世界ランキングで、久しぶりに韓国人選手が頂点に立った。
5月23日に発表された最新の女子ゴルフ世界ランキングでは、コ・ジンヨン(27)が平均ポイント8.26で前週2位から1ランクアップし、1位につけた。
先週は米国女子ツアーの大会が行われなかったが、前週まで平均ポイント8.40で首位だったネリー・コルダ(24、アメリカ)が今回8.25となり、コ・ジンヨンがわずかに0.01ポイント上回って首位に返り咲いた。
女子ゴルフの世界ランキングは、直近2年間で出場した大会で獲得したポイントを合算した点数で順位を決める。今回、2年が経過した大会のポイントが削除されたことで、コ・ジンヨンとコルダの順位が入れ替わった。
コ・ジンヨンの世界ランキング1位は昨年10月末以来、約7カ月ぶりだ。この間はアタヤ・ティティクル(20、タイ)やコルダ、リディア・コ(26、ニュージーランド)らが入れ替わるように首位に入っていた。
負傷でスランプに陥っていたコ・ジンヨンは、冬季練習期間に負傷治療とスイング矯正に専念した。そして、今年3月の「HSBC女子世界選手権」で3位につけ、今月初めの「コグニザント・ファウンダーズカップ」で優勝を成し遂げた。
2019年4月に初めて世界ランキング1位を経験したコ・ジンヨンは、今週まで世界1位の継続期間を計146週に増やし、引退したロレーナ・オチョア(41、メキシコ)が立てた最長記録(158週)に次いで長く1位にとどまっている。
なお、コ・ジンヨンとコルダ以下では、3位にリディア・コ、4位にリリア・ヴ(25、アメリカ)、5位にミンジー・リー(26、オーストラリア)。韓国勢ではキム・ヒョージュ(28)が10位をキープし、以下チョン・インジ(28)が12位、チェ・ヘジン(23)が24位、パク・ミンジ(27)が27位と続いた。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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