「プレミア12開催は日本の影響」と韓国紙。WBSCは「野球の世界化」できるか

「野球の世界化」はなぜ難しいのだろうか。

世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は「野球の世界化」に向けて、プレミア12を創設したと主張している。

しかし、実際にはプレミア12は、いわゆる“サムライ・ジャパン”というブランドで野球代表チームを運営する日本の影響が大きく作用して始まったといわれている。

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日本は“サムライ・ジャパン”と呼ばれる野球日本代表チームを運営し、1年に数回は代表チームの試合を必ず行うなどの条件で、日本の各種企業とスポンサー契約を締結しているという。

MLBオールスターを招待したり、プレミア12を国際大会で開催することも、これとは無縁ではない。経済力のないWBSCの立場としては、日本という大きなスポンサーが自ら乗り出して国際大会開催に貢献してくれるというのだから、断る理由がない。必要十分な条件が合っていたわけだ。

しかし、野球宗主国のアメリカのプレミア12に対する反応は冷たい。韓国内の人気も似ている。プレミア12で盛り上がる日本と違って、熱い反応を引き出せない理由は何だろうか。

「野球の世界化」が遅れてしまっている理由

そもそも野球はローカルがベースのスポーツだ。

ホームと遠征チームが公平に攻撃と守備を繰り返し、どちらがより多くのホーム(得点)を踏むかで勝負が決まる。

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