イングランド・プレミアリーグに史上初の“10代の韓国人選手”が誕生する予感だ。
イギリスメディア『デイリーメール』は5月16日(日本時間)、ブレントフォードがKリーグ2(2部)の城南(ソンナム)FCに所属するU-20韓国代表DFキム・ジス(18)獲得のための交渉に突入したと報じた。
また、「Kリーグ・オールスターに選ばれた経験もあるキム・ジスは、欧州全域で高い評価を受けている。マンチェスター・ユナイテッドのラブコールを受けているキム・ミンジェと比較されている」と、ナポリの33年ぶりセリエA優勝に大きく貢献したDFキム・ミンジェ(26)との比較も伝えた。
同メディアによると、ブレントフォードは城南に70万ドル(日本円=約9517万円)のバイアウト条項を満たす移籍金を提示したという。
2004年12月生まれのキム・ジスは、身長192cm・体重84kgという恵まれた体格に加えてサッカーIQも高く、以前から“第2のキム・ミンジェ”として期待を集めてきた。
城南ユースのU-15、U-18を経て昨季に準プロ契約でトップチーム・デビューを飾り、Kリーグ1(1部)19試合に出場。チームが2部に降格した今季は正式にプロ契約を結び、現在までリーグ戦1試合に出場している。
また、キム・ジスはU-20韓国代表として今年3月のU-20アジアカップに出場したほか、今月21日(日本時間)からアルゼンチンで行われるU-20ワールドカップのメンバーにも選ばれている。
プレミアリーグではマンチェスター・ユナイテッドで活躍したパク・チソン氏をはじめ、現在のFWソン・フンミン(30、トッテナム)、FWファン・ヒチャン(27、ウォルヴァーハンプトン)まで14人の韓国人選手がプレーしてきたが、キム・ジスがブレントフォード加入となれば韓国初の10代でのプレミア挑戦となる。
はたしてキム・ミンジェに続き欧州で活躍する韓国人センターバックが誕生するのか、キム・ジスの去就に注目したい。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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