光州(クァンジュ)FCのMFチョン・ホヨン(22)が、2023年シーズン初の「レモナ 今月のヤングプレーヤー賞」を受賞した。
「レモナ 今月のヤングプレーヤー賞」は韓国プロサッカー連盟(以下、連盟)が慶南(キョンナム)製薬の後援を受けて2021年に新設した賞で、Kリーグ1で毎月最も大きな活躍を見せた“ヤングプレーヤー”に贈られる。
候補資格条件はKリーグ1の選手のうち、△韓国国籍、△満23歳以下(2000年以降生まれ)、△Kリーグ公式戦初出場を記録した年度から3年以下(2021年シーズン以降デビュー)だ。
上記3つの条件を満たし、当該月の所属チーム総試合時間のうち半分以上に出場した選手を候補群とする。連盟技術委員会傘下の技術研究グループ(TSG)委員らの議論と投票を通じて、最終受賞者を決定する。
2023年シーズン初のヤングプレーヤー賞は、第1節から第4節までの計4試合を評価対象とした。同期間活躍した光州FCのチョン・ホヨンとFWオム・ジソン(20)、FCソウルのDFイ・テソク(20)、大邱(テグ)FCのDFファン・ジェウォン(20)、江原(カンウォン)FCのMFヤン・ヒョンジュン(20)の計5人が候補に上がった。
このうち、チョン・ホヨンは今季現在まで全試合全時間に出場し、光州FCの中盤を担っている。特に第1節の水原三星(スウォン・サムスン)ブルーウィングス戦、第4節の仁川(インチョン)ユナイテッド戦でそれぞれアシストを記録するなど活躍し、TSG委員から最も多くの票を得た。
2000年生まれのチョン・ホヨンは光州FCのU-18チームである錦湖(クムホ)高校卒業後、檀国(タングク)大学を経て2022年シーズン前に光州FCに入団した。同年シーズンは36試合に出場し、1ゴール4アシストで光州FCのKリーグ2優勝に貢献した。
今季も開幕戦から先発出場し、豊富な運動量を基に攻守を問わず活躍している。
2023年シーズン初の「レモナ 今月のヤングプレーヤー賞」授賞式は、4月1日に光州サッカー専用球場で行われる第5節の光州FC対水原FCの試合で開催され、チョン・ホヨンにはトロフィーと賞金が贈られる。
(文=ピッチコミュニケーションズ)
前へ
次へ