いくら頑張っても所属チームからは自由になれない。例え国家代表としても、二兎を追うしかない状況になるのだ。
前後関係を振り返ってもそうだ。所属チームで積み上げたキャリアを評価され、代表監督を任された。ただ、代表で優れた成果を残したとしても、所属チームで崩壊してしまえば誰も監督生命を保障してくれない。
その結果、大会前までに2度も一晩中飛行機に乗るはめになり、変わった時差に2回も適応しなければならなかった。2023年WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で1次ラウンド敗退に終わった韓国代表は、結果はもちろん過程も惜しかった。