初戦でオーストラリアに衝撃的に敗れたことに続き、日本に大敗し、ベスト8進出がほぼ不可能となった韓国。
イ・スンヨプ監督は「残念で惨憺たる気持ちだ。しかし選手たちに100%の過ちがあるのかは疑問だ。私も野球の先輩だ。これは大先輩から中間級の先輩まで、すべての野球人の敗北だと思う。今プレーしている選手たちが大きな荷物を背負う必要はない」と、東京にいる韓国の選手たちを激励した。
そして「失敗が続いているので、変化が必要だ。次の大会でミスを繰り返してはいけない。今の状況で誰かの過ちを指摘するのは、それほど良い方法ではない」とし、「大会がまだ進行中であり、8強行きの確率が100%消えたわけでもない。1%の可能性でもあるのであれば、選手たちが最善を尽くせるように信じなければならない。たとえ脱落が確定しても、最後の試合を上手くできるよう、激励と応援が必要だ」と強調した。
イ・スンヨプ監督は「私も2013年大会の時、国家代表として出場し、予選敗退を経験した。国家代表の重み、失敗したときの野球、若い選手たち、ファンに対する申し訳ない気持ちを知っている。しかし、どうするか。実力がなくて負けたことを。もっと努力して研究して、次の大会では失敗してはならない」と強調した。
WBCに出場中の斗山ベアーズ、チョン・チョルウォンの体力過負荷議論に対しても、一線を引いた。イ・スンヨプ監督は、「国家代表は無理をするために行ったのではないか。国を代表して行くのだ。30人足らずの選手が全選手を代表して行ったのだ。短い期間に休みの日もあった」とし、「もう少し頑張ってほしい。むしろ能力があると認められたのだ。呼ばれたらもっと集中して相手を圧迫してほしい」と願いを残した。
(記事提供=OSEN)
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