トッテナムの今季の成績が夏の移籍市場にも大きな影響を及ぼす見通しだ。
英メディア『ザ・サン』の3月6日、マンチェスター・ユナイテッドが夏の移籍市場でハリー・ケイン(29)の獲得に自信を持っていると伝えた。
これは、現在のトッテナムの成績がケインの去就に影響を及ぼしかねないという観測だ。
トッテナムはリーグ26試合を消化した現在、勝ち点45で4位に位置している。1試合少ない5位のリバプール(42点)と、2試合少ない6位ニューカッスル・ユナイテッド(41点)がトッテナムを追撃している。
そのため、同じ試合数を消化した状況ならばトッテナムは6位まで落ちかねない。
もしもトッテナムが来季のチャンピオンズリーグ出場権を逃した場合、主要選手の連鎖離脱は免れないだろう。
英メディアの『デイリー・メール』も、トッテナムの成績によってケインが新チームを探す可能性が存在すると報じている。トッテナムでたった一つの優勝トロフィーも持ち上げることができなかったケインが、タイトルのためマンUに移籍するかもしれないという分析だ。
2013年にアレックス・ファーガソンが退いて以降、約10年にわたって暗黒期を過ごしてきたマンUだが、今季はリーグカップで優勝し、リーグでも3位に位置付けている。
また『デイリー・メール』によると、ケインの移籍金は1億1700万ユーロ(約169億7000万円)未満に策定されると見通している。マンUのほか、ドイツのバイエルン・ミュンヘンが関心を示しているとの噂もある。
もしケインがチームを離れることとなれば、他の選手への影響も大きい。特にソン・フンミンの去就に最も関心が集まるとみられる。
ソン・フンミンは2015年にトッテナムのユニホームを着て以来、9年間同じチームでプレーしている。トッテナムとの契約は2025年までだが、1992年生まれの彼の年齢を考慮すれば、新チーム探しに乗り出す余地があり、ケインのように優勝のために新たな挑戦に乗り出す可能性は高い。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
Copyright @ 2018 Sportsseoul JAPAN All rights reserved.
前へ
次へ