キム・ハソンはライブBPで投手を務めたウォン・テイン(22、サムスン・ライオンズ)に賛辞を送った。
「(ウォン・テインの)チェンジアップが低く落ちたのが良かった。それでファウルが出た。良い投球だったと思う。チャンモやテインもそうだが、自分やエドマンも試合ではなくライブBPだったので、投手が良いボールを投げたのなら“本当に良かった”と伝えながら練習した」
また、この日37球を投げたク・チャンモ(26、NCダイノス)に対しても、「チャンモは直球やディセプションがかなり良いので、今日打ちながら直球に本当に力打あるんだなと感じた。それで、チャンモ本人にもたくさん良い言葉を伝えたと付け加えた。
韓国代表は本日(3日)、SSGランダースのフューチャーズ(2軍)と強化試合を行うが、キム・ハソンとトミー・エドマン(27、セントルイス・カージナルス)はこの試合に出場できない。メジャーリーガーは1カ国当たり2試合ずつ編成された公式練習試合にのみ出場できるというWBC事務局の規定のためだ。
そのため、キム・ハソンとエドマンは試合に先立ち、2人だけでライブBPをこなした形だ。
キム・ハソンは「練習試合に出られないだけに、練習量を多くこなしたい。今日も監督とコーチングスタッフがたくさん配慮して下さり、このようにライブBPをすることになった。本当に役に立った。コンディション管理をしっかりして、日本で行われる強化試合からは頑張りたい」と意気込みを伝えた。
来る10日に行われる“日韓戦”では、侍ジャパンの先発投手としてダルビッシュ有(36、サンディエゴ・パドレス)の登板が有力視されている。日本国内ではすでに既成事実のような雰囲気だ。
パドレスでチームメイトであるキム・ハソンは、「自分がダルビッシュについて知っていることについて共有するだろう。良い選手なので、しっかり準備しなければならないと思う。ダルビッシュは序盤に揺らぐことがあるが、揺らぐなかでも6~7回まで引っ張っていける投手だ。本当に優れた投手だ」と伝えた。
キム・ハソンは、自身と同じメジャーリーガーで、韓国代表初の韓国系アメリカ人であるエドマンを積極的にサポートすることも自ら要望した。
「アメリカと韓国の文化は違うので、そのことについて話したし、(一緒に内野を守るため)守備のフォーメーションについても話し合った。ただ、実際のところアメリカも韓国も同じだ。自分も初めてアメリカに行ったときに対話できず、最初は苦労したが、過ぎてみたら全部自分が知っていたことを言っていた。だから、エドマンの面倒を見ながら一緒にそばにいようと努力中だ」
KBOは今大会に向けて分析資料を忠実に準備し、選手たちに手渡したという。キム・ハソンは「KBOでしっかり準備してくださったおかげで役に立っている」とし、本番での善戦を誓った。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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