――チーム内の野手としてはマニー・マチャドに次いで代替選手の勝利への貢献度が2位だ。コーチングスタッフのファンたちがキム・ハソンを好む理由だが、この点は満足しているのか。
頑張ったし、切実だったので、そのような結果を得られたと信じている。今年はもっと頑張らなければならない。実際、野球で満足したシーズンはなかった。もっとうまくできるように最善を尽くすのが目標だ。
――昨年は打率、打点、本塁打、盗塁などすべての記録が改善された。しかし、ここで重要視するOPSは、より向上しなければならないということを実感したはずだが。
結局は成績だ。今年は昨年よりもよくなると思う。OPSも長打を増やすことでよくなるが、昨年の経験があるので、準備さえうまくできれば上達すると信じている。
――今年からは守備シフトが廃止される。ベースも大きくなった。二塁の攻撃、守備、盗塁ともに影響すると思うが。
私にとっては守備シフト廃止とベース拡大は役に立つ。打球が主にセンター側に飛ぶので、左中間で安打になる。二塁手がセカンドベースを越えて取った安打性の打球が多かった。盗塁も昨年よりはもっと積極的にチャレンジするつもりだ。盗塁というのはいつもわずかな差だが、ベースが大きくなったことで有利なのは事実だ。監督、コーチングスタッフと相談する点だ。
――オフシーズン、キウム・ヒーローズの後輩イ・ジョンフと一緒に練習をしていたが、後輩が同じ道を行くことになった。隣で見たイ・ジョンフにアドバイスをするとしたら。
今年の冬に練習しながら感じたことは、以前のチームで一緒にプレーしていた時よりも、ずっと成長していた。驚くほど良い打者になった。ジョンフのような選手が、海外に出て韓国野球を広く知らせる契機になればと思う。いつも応援している。アドバイスをしてくれるからといって、すべてを聞くことはできない。私が初年度に経験した試行錯誤を減らせばいい。大変で難しいことよりも、君はポジティブなマインドで十分にできると言いたい。
――WBC出場、パドレスでの活躍と二兎を追うべきだが、今後のスケジュールは。
LAで練習したあと、13日もアリゾナのピオリアに移る予定だ。代表チームにはすぐに合流せず、パドレスでトレーニングを行い、オープン戦に数試合出場する。代表チームが国内に入る時に合流する予定だ。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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