韓国Kリーグで規定改正…出場停止監督のロッカールーム出入り及び記者会見出席が禁止に

2023年01月18日 サッカー #Kリーグ

次に、今年から施行されるKリーグ財政健全化既定の運営を担当する財務委員会の新設が理事会で議決された。

財政健全化制度は、クラブの財政運営において損益分岐点遵守、選手団関連費用を全体予算の70%以下に維持、資本蚕食防止などを内容とし、この2年間の研究を経て昨年10月に規定化された。

財務委員会は今後、各クラブが提出した財務資料をチェックし、規定遵守可否を確認して是正命令をするなどの役割を担当することになる。財務委員長には現連盟監査人のキム・チョンス会計士(サムド会計法人)が選任された。

そして、Kリーグ社会貢献活動の求心点となる財団法人の新設が理事会で議決された。

新設された財団は今後、外部寄付金誘致、連盟とクラブが遂行する社会貢献活動支援、各クラブが参加できるプラットフォーム形態の社会貢献事業振興などを担当することになる。財団理事長は現連盟社外理事のクァク・ヨンジン前文化体育観光部次官が務める。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)

Kリーグではこれまで、すべての韓国人選手の選手契約は12月31日をもって終了することになっていたが、レンタルの場合は例外を設け、追加登録期間中にも終了できるよう改正した。

また、出場停止処分を受けた指導者がロッカールームを出入りしたり、記者会見、インタビューすることを禁止する規定を設けることにした。

監督公式記者会見の場合、監督出場停止中であれば、監督の業務を代行する人物が出席しなければならない。

そのほか、連盟に登録するチームスタッフのタイプに「スポーツサイエンティスト」を追加。Kリーグ1(1部)外国人選手保有限度を「国籍を問わない外国籍選手5人+アジアサッカー連盟(AFC)加盟国所属選手1人」に増やすことにした昨年10月の理事会議決を規定に反映した。

そして、今回の理事会及び総会では、2022年の事業決算(収入:約367億2000万ウォン=約36億7200万円/支出:353億6000万ウォン=約35億3600万円)と、2023年度連盟事業計画に伴う予算案(約395億7000万ウォン=約39億5700万円)を承認した。

2022年度の事業決算内訳は、今後連盟ホームページを通じて公示される。

(文=ピッチコミュニケーションズ)

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