元ガンバ大阪ファン・ウィジョ、7試合1得点と苦戦も監督からは厚い信頼。なぜ?

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今シーズン、ガンバ大阪からリーグ・アンのボルドーへと移籍したファン・ウィジョ(27・ボルドー)は、現地で厚い信頼を得ている。

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第8節終了時点で1試合を除く毎試合で先発出場しており、唯一欠場した9月26日の第7節アミアンSC戦も、格下相手に加えて代表復帰直後ということで、休息を与えられたに過ぎなかった。

9月29日の第8節、リーグ王者パリ・サンジェルマン戦でファン・ウィジョは2試合ぶりに先発出場すると、フルタイムを消化した。この試合は、通常よりも早い日本時間で午前0時30分にキックオフしており、アジアの視聴者に対する配慮からファン・ウィジョの高い市場性もうかがえる。試合は、ネイマールの1点を守り切ったパリが1-0で勝利した。

ただ、いざグラウンド上のファン・ウィジョを見てみると、チームにフィットしきれていない様子がうかがえる。最前線でのプレーを得意とする彼が、2列目やサイドで起用されているからだ。

実際、ファン・ウィジョが出場した7試合中、最前線で起用された試合は、第2節のモンペリエHSC戦と第3節のディジョンFCO戦のみとなっている。そのディジョン戦では欧州公式戦初ゴールも決めている。

しかし、9月のリーグ5試合はすべて右サイドでの出場となり、同時にゴールも鳴りを潜めてしまった。チームで数少ない効果的なシュートを放つものの、得点にはつながっていない。9月15日の第5節FCメス戦で初アシストを挙げたものの、ファン・ウィジョ自身のゴールは未だ遠い。

とはいえ、これはパウロ・ソウザ監督の判断によるものだ。豊富な運動量が持ち味でもあるファン・ウィジョには、複数のポジションをこなしてもらう意思をプレシーズンから示していた。加えてチームの戦力構成的にも、ファン・ウィジョのカバーが必要な範囲が広いというのが専門家の解釈だ。

SBSスポーツのキム・ドンワン解説委員は、「監督もファン・ウィジョの最前線でのプレーが良くないといっているわけではない。現在ワントップのジミー・ブリアンが3試合連続ゴールと絶好調であることに加え、右サイドバックの主力ユーセフ・サバリーが負傷離脱しているなか、バックアップが心もとない」と、チームの現状を述べた。

また、「ボルドーはファン・ウィジョだけのチームではない。チームがより上位で順位争いできるよう、監督は最低限に失点を抑える戦略をとっている。今は着実に、数少ないチャンスで持ち味を見せることが最善だろう。時間が経てば、また最前線でプレーできるはずだ」と展望を語った。

サッカー韓国代表を率いるパウロ・ベント監督も、フランスで奮闘するファン・ウィジョを注視している。ベント監督は「新天地に移籍すれば新しい環境に慣れなければならない。フィットしていく時期だろう。移籍後、代表チームとは違うポジションでプレーすることが、ファン・ウィジョ自身の成長を助けるはずだ」とポジティブに解釈している。

韓国代表での起用法についてベント監督は「所属チームでどんなプレーをしようと、代表ではファン・ウィジョをワントップもしくはツートップで起用するだろう」と示唆した。ベント監督は、ソウザ監督以上に厚い信頼をファン・ウィジョに寄せている。

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