褒賞金ゼロの韓国代表27人目に仲間が私費で援助?「計画あった」と主張の協会が600万円支給発表

前日の14日、オ・ヒョンギュはMBCのニュース番組『ニュースデスク』に出演した際、インタビュー内で「(最終エントリーの)26人の選手たちが私費を集めて、“ヒョンギュは褒賞金がもらえないから、こうして分けてあげよう”と話してくれた。考えてもいなかったことなのに、このように気遣ってくださって本当にありがたかった」と話していた。

これに対し、KFAは「現在出ている記事の内容とは異なる」とし、すでに報じられた番組内インタビューの記事と事実が異なることを強調した。

ただし、ベスト16進出に伴う1億ウォン(約1000万円)の褒賞金からはオ・ヒョンギュが外れたことをKFAは付け加えた。

(写真提供=韓国サッカー協会)オ・ヒョンギュ

オ・ヒョンギュは今回、最終エントリー26人以外の“予備エントリー”として、韓国代表のカタールW杯に同行した。

同行の経緯には、眼窩骨折による手術で出場が不透明だったFWソン・フンミン(30、トッテナム)の万が一の状況に備えたパウロ・ベント監督の構想があった。ただ、結局ソン・フンミンが最終エントリーに含まれたことでオ・ヒョンギュは26人から外れたが、大会期間は代表に帯同し続けていた。

なお、最終エントリーに含まれた26人の選手は、今年5月にKFA理事会が定めた褒賞金支給基準に基づき、最低2億8000万ウォン(約2800万円)から最大3億4000万ウォン(約3400万円)までを褒賞金として受け取る。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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