今月中に選任基準を確定し、1次候補群を決めることにした。来年1月には最終候補群を選定した後、候補者に対する面接を行う。
そして、同年2月に優先交渉対象順位によって順に個別で交渉を進め、パウロ・ベント監督の後任を確定することにした。
国家代表戦力強化委員会は、KFA副会長のイ・ヨンス氏が委員長を兼任している。
イ・ヨンス氏は去る2001年、翌2002年の日韓W杯を控えてフース・ヒディンク監督招へいを主導的に行い、本大会のベスト4進出に貢献したことがある。
その一方で、2014年には2018年ロシアW杯に向けてウリ・シュティーリケ監督を招へいするも、成績不振により同指揮官がアジア最終予選途中で解任されるなど、監督選びに失敗した経験もある。
そして今回、自身3度目となるA代表監督選任という重大な責務を担うことになった。
しかも、カタールW杯でベント監督が12年ぶりのベスト16進出という快挙を成し遂げただけに、いつにもまして後任選びに関心が集まっている。
なお、KFA理事会は同日、2023年予算案について1581億ウォン(日本円=約158億1000万円)で策定した。2022年の1141億ウォン(約114億1000万円)より440億ウォン(約44億円)増加しており、歴代のKFA年間予算規模で最も多い額だ。これまでの最多は2013年の1234億ウォン(約123億4000万円)だった。
KFAは「来年度の予算が増えたのは、2024年に天安(チョナン)に建てられる韓国サッカー総合センターの建設費用として多くの金額が投入されるためだ」とし、「来年度予算収入のなかには、公式パートナーの企業後援金とAマッチ収益、FIFA配当金など協会が得る自主収入が887億ウォン(約88億7000万円)で最も多い。スポーツトト基金収入220億ウォン(約22億円)がその次を占める」と伝えた。
それとともに、「支出項目ではサッカー総合センター建設費用が511億ウォン(約51億1000万円)で最も多い。各世代の代表の運営費325億ウォン(約32億5000万円)と国内大会の運営費269億ウォン(約26億9000万円)の順だ」と付け加えた。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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