トッテナムの事情に詳しいジョン・ウェナム氏は同メディアを通じて、「トッテナムはUEFAチャンピオンズリーグでフランクフルトと対戦した際、鎌田のパフォーマンスを見守っていた。彼は得点を挙げ、深い印象を残した」と伝えた。
鎌田は来年6月にフランクフルトとの契約が終了するが、トッテナムをはじめエバートンやセビージャ、ビジャレアル、ローマなどが新天地候補に挙げられている。そのなかで最も多く報じられているのが、韓国代表FWソン・フンミン(30)が所属するトッテナムだ。
ウェナム氏は「冬は(移籍)取引を成功させるのが難しいことで悪名高い。今年の1月を思い出してほしい。トッテナムは当初、多くの選手を獲得しようとしたが失敗し、最終的にはデヤン・クルゼフスキとロドリゴ・ベンタンクールを獲得できた」と強調した。
そして、「今年は(冬の移籍市場を控えて)W杯が開かれ、クラブ間の(移籍)取引について話すのが少し楽になっただろう。鎌田との契約も同様だ。トッテナムは鎌田のエージェントと接触し、移籍市場初日(1月1日)に事前契約を終えなければならない」と付け加えた。
ウェナム氏の言葉通り、W杯による休息期間にトッテナムがいち早く鎌田と接触し、事前契約に成功することはできるのか。加入が決まればソン・フンミンとの“日韓コンビ”結成となるが、まずは冬の動向に注目したいところだ。