グループステージ3試合含む全4試合を先発でプレーしたチョン・ウヨンはブラジル戦後、「自分たちが望んだ結果ではなかったが、すべてを出し尽くした。W杯のために準備したものを見せることができたし、次のためのメッセージを伝えられたと思う」とし、「ブラジルが絶対破ることのできない壁だとは思わない。準備をもっと頑張れば戦うことができるのではないかと思う」と伝えた。
韓国は今大会をもってベント監督と別れを告げる。ベント監督は試合後の記者会見で、「韓国との旅程は今日を最後に終える。9月から考えていた。今日、会長とも面談したし、選手たちとも話した。再確認する場だった。休みながら、リフレッシュするつもりだ。その後、去就を選択する予定」とし、契約延長をしない意向を明言した。
チョン・ウヨンは「監督は試合後、“選手たちを誇りに思っている”と話した。“ブラジル戦の試合結果は良くなかったが、その気持ちは絶対に変わらない”、“4年間見せてくれた姿が誇らしい”と話してくれた」と、ベント監督が選手に伝えた言葉を明らかにした。
また、「すべての瞬間が完璧だったわけではなかったが、大変だったときや負けたとき、良くない状況でもバランスを取ってくれた。だからこそ、選手たちが動揺せずに望む目標までたどり着き、望むパフォーマンスを見せることができた。このチームを誇りに思うし、後悔はない」と、ベント監督体制の4年間を振り返った。
韓国が戦う次の国際大会は、来年6月にカタールで開催されるアジアカップとなる。ただ、チョン・ウヨンは「ゆっくり休んで考えたい。まずは優勝を目指して準備しなければならない」と言うにとどめた。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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