FC東京のナ・サンホが韓国代表を救うも、満足せず「もっと多くゴールを決められた」

FC東京に所属するMFナ・サンホは、9月10日に行われた2022年カタールW杯アジア2次予選・第1戦、トルクメニスタン代表との試合でAマッチ初ゴールを決めた。

しかし、「チームとしては物足りない内容だった」と険しい表情を見せた。

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相手のミスを逃さなかった。前半13分、右サイドからイ・ヨンが上げたクロスをトルクメニスタンのDFがクリアし損ねると、ボールはペナルティエリア内に構えるナ・サンホの前に落ちた。これをダイレクトで蹴り込んでゴールネットを揺らし、韓国は早い時間帯での先制に成功した。

その後、後半37分にチョン・ウヨンが追加点を挙げ、韓国が2-0で勝利を収めた。ナ・サンホは後半25分にクォン・チャンフンと交代するまで、70分間を走り切った。

9月10日のトルクメニスタン戦で先制点を奪い、ソン・フンミン(右)と喜ぶナ・サンホ

試合後、ナ・サンホは「チャンスで決めきれない場面もあったが、相手のミスに助けられて先制することができた。だが、もっと多くゴールを決めるべきだった」と打ち明けた。

Aマッチ8試合目で初ゴールを挙げたことについては、「チャンスを多くいただいてきただけに、ゴールを決めたかった。ワールドカップ予選で先制できたのはうれしいが、大量得点ができなかったのは喜ばしくない」と、その表情は険しかった。

また「裏のスペースを突き、サイドから崩そうと試みた。なぜ苦戦したのかは、僕もわからない。先制したことでチーム全体が安心してしまったと思う」と、率直に試合内容を評価した。

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