U-22韓国代表を率いるキム・ハクボム監督が8月26日、9月に行われるシリアとの強化試合試合に参加する26人の選手リストを発表した。
目を引くのは、今年6月のU-20ワールドカップ準優勝の“神話”の主役たちが大挙選ばれたことだ。DFではキム・ヒョンウ、イ・ジェイク、イ・ジソル、ファン・テヒョンなど4人も合流した。チョン・セジンとオム・ウォンサン、オ・セフンら攻撃陣も名を連ねた。U-20ワールドカップ準優勝の主役7人がU-22韓国代表で活躍する機会を得た。
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欧州組のチョン・ウヨンの招集にも成功した。ドイツ・ブンデスリーガのSCフライブルクでプレーするチョン・ウヨンは、キム監督が五輪メンバーとして念頭に置いた選手だ。フライブルクがAマッチ期間のため、フライブルクがチョン・ウヨンの送り出しに同意した。
昨年、ジャカルタ・アジア大会で金メダルを手にしたGKソン・ボムグンとサイドバックのキム・ジンヤが合流したのも特徴だ。
彼らはアジア大会を通じて兵役免除の恩恵を受けた。通常、恩恵を受けた選手は年齢が合っても選出されない場合が多い。動機付けやチームの雰囲気作りで、ややもすれば誤解を招く恐れがあるためだ。しかし、キム監督は彼らが必要な選手だと判断して、選出した。
その他にキム・デウォン、チョン・スンウォンなど、大邱(テグ)FCの中心選手たちが合流し、K2リーグで頭角を現すチョ・ギュソン、イ・ドンジュン、キム・ジンギュらが呼ばれた。
■U-22韓国代表、9月強化試合・選手リスト(26人)
GK=ソン・ボムグン(全北現代)、アン・チャンギ(仁川大)、ホ・ジャウン(清州大)
DF=カン・ユンソン(済州ユナイテッド)、キム・ジェウ(富川FC1995)、キム・ジンヤ(仁川ユナイテッド)、キム・ヒョンウ(ディナモ・ザグレブ)、ユン・ジョンギュ(FCソウル)、イ・ソンゴル(FC安養)、イ・ジェイク(アル・ライアン)、イ・ジソル(大田シチズン)、チャ・オヨン(漢陽大)、ファン・テヒョン(安山グリナスFC)
MF=キム・ドンヒョン(城南FC)、キム・ジンギュ(釜山アイパーク)、ウォン・ドゥジェ(アビスパ福岡)、イム・ミンヒョク(光州FC)、チョン・セジン(水原三星)、チョン・スンウォン(大邱FC)、ハン・チャンヒ(全南ドラゴンズ)
FW=キム・デウォン(大邱FC)、オム・ウォンサン(光州FC)、オ・セフン(牙山ムグンファFC)、イ・ドンジュン(釜山アイパーク)、チョン・ウヨン(SCフライブルク)、チョ・ギュソン(FC安養)
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