韓国プロ野球で「監督が試合開始16分で退場」の珍事…なぜ?

韓国プロ野球KBOリーグで、監督が1回表で退場となる珍事が起きた。

【関連】国民の44%が「関心ゼロ」…韓国プロ野球の厳しい現状

事が起きたのは、9月9日に大邱(テグ)サムスン・ライオンズ・パークで行われたロッテ・ジャイアンツ対サムスン・ライオンズの1回表。

当時、ロッテの先頭打者ファン・ソンビン(24)が左前安打で出塁すると、2番ザック・レックス(28)が5球目に打った打球を一塁の塁審が「ファウル」と宣言された。

これに対しロッテ側がビデオ判定を要求するも、判定は変わらず。結局、レックスは8球目のチェンジアップを打ち上げ、中飛で打ち取られてしまった。

その次に3番イ・デホ(40)が打席に立つと、2球目で一塁のファン・ソンビンが二塁盗塁を試みた。

最初の判定はセーフだった。ただ、ファン・ソンビンがヘッドスライディングで二塁ベースに滑り込んだ際にややオーバーランになった。サムスン二塁手のキム・ジチャン(21)が再度タッチしたが、判定はセーフとされた。

すると、これに対し今度はサムスン側がビデオ判定を要請した。その結果、判定はアウトに訂正され、ファン・ソンビンの盗塁は失敗となった。

ロッテの立場としては残念な判定が2回連続で起きた形だ。ファウル判定になったレックスの打球も、見方によっては一塁上を通ったように見えた。そして直後、ファン・ソンビンまでアウトになってしまった。

ブラウン監督は開始7分で退場したが…

この判定に激怒したのが、ロッテを率いるラリー・サットン監督だ。

前へ

1 / 2

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集