0-3惨敗の“日韓戦”との比較は「無意味」 韓国代表監督が日本との再戦へ決意「強い相手だが…」

韓国代表を率いるポルトガル出身のパウロ・ベント監督が、昨年3月に行われた日本代表との国際親善試合との比較を拒否した。

【動画】韓国代表、“日韓戦”惨敗後の悲痛な帰国現場

韓国代表は7月24日、豊田スタジアムで行われたE-1サッカー選手権の第2戦で、香港代表に3-0で勝利した。

同日、日本代表が中国代表と0-0で引き分けたため、2戦全勝で単独首位に浮上した韓国代表は、来る27日の日本代表との直接対決を引き分け以上で終えれば、優勝が決定する。

香港戦の試合後、記者会見に出席したベント監督は、「最善の方法で試合をコントロールした。ほとんどの時間でボールを保持した。得点チャンスを多く作ることはできなかったが、結果としては妥当だと思う」とコメント。

「良いパフォーマンスだったとは思わないが、結果は大丈夫だ。デビュー戦の選手が多く、緊張していたと思う。厳しい状況のなかで、選手たちがどのようにプレーするのかをよく観ることができた」と評価した。

(写真提供=韓国サッカー協会)パウロ・ベント監督

3-0で勝利した初戦の中国戦から、ベント監督は先発11人を全員入れ替えて香港戦に送り出した。この試合では交代選手も含めて、MFイ・ギヒョク(22、水原FC)、DFイ・ジェイク(23、ソウルイーランドFC)、DFキム・ジュソン(21、金泉尚武)、GKソン・ボムグン(24、全北現代モータース)の4人がA代表デビューを飾った。

「すべての選手をチェックする機会でもある。20~30分出場した選手も、90分間プレーすることができた。これらを通じて、彼らが仮にW杯であればどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、というのを見守った」

また、香港戦ではハーフタイムで右サイドバックのDFキム・ムンファン(26、全北現代モータース)を下げ、代わりに中盤を本職とするMFペク・スンホ(25、全北現代モータース)を右サイドバックで起用するという異例の采配も見せた。

これについてベント監督は、「十分に練習したわけではないが、次の日本戦が72時間後に行われる。また、右サイドにはフィジカル的に問題のある選手がいる。そのため、ペク・スンホが右サイドでプレーできるかを調べたかった」と、その理由を説明した。

元々、今大会に出場している韓国の右サイドバックには、キム・ムンファンのほか、中国戦で出場したDFユン・ジョンギュ(24、FCソウル)がいた。しかし、ユン・ジョンギュが中国戦以降にハムストリングの痛みを訴えたため、本職で起用できる選手がおらず、ペク・スンホを投入せざるを得なかった。

そんな韓国は、2015年大会から続くE-1選手権4連覇へ向け、最大のライバルである日本を迎え撃つ。

約1年以上前の昨年3月、韓国は敵地・日産スタジアムでの“日韓戦”で、0-3と衝撃的な惨敗を喫した。

A代表同士の日本戦はそれ以来となるが、ベント監督は「両チームの状況が異なる。前回の直接対決と比較することに意味はない」と断言し、「日本は強いチームだ。日本に有利な状況であるが、最善を尽くす。(優勝の)可能性はある」と強調した。

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