齋藤学所属の韓国・水原三星、一部サポーターに全スタジアム永久出禁処分の可能性。そのワケは?

2022年07月05日 サッカー #Kリーグ
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Kリーグを管轄する韓国プロサッカー連盟が、サポーター同士のトラブルについて議論を行っている。ひとまず、加害者にはKリーグ全スタジアム永久出入り禁止処分が下される可能性が高い。

【写真】齋藤学「トリコロールを着られて嬉しい」

最近、元日本代表MF齋藤学(32)の加入が発表された水原三星(スウォン・サムスン)ブルーウィングスのサポーターに関する話だ。

事の発端は、6月19日にKリーグ1(1部)第16節の水原三星対FCソウルが行われた水原ワールドカップ競技場でのこと。

両チームの対戦は“スーパーマッチ”と呼ばれるKリーグ伝統のダービーマッチであり、この日も1万2922人の観客が訪れ、試合では両サポーターによる熱気ある応援が繰り広げられていた。

ところが試合前、水原三星のユニホームを着たファンと見られる集団が、FCソウルのユニホームを着た一人のファンに対し集団暴行を加える場面が捉えられた。
当時は暴行を受けたFCソウルのファンがユニホームを脱ぎ、逃げ去ったことでその場は終結した。ただ、SNSやネット上のコミュニティを通じて映像が拡散されたことで議論が広がった。

何より、映像では周囲に水原三星のファンが多くいたにもかかわらず、集団暴行を制止するはおろか、応援歌を歌ったり両手を広げたりするなど、歓呼している様子が映し出されていただけに、その衝撃は大きかった。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)水原三星サポーター

その後、水原三星のサポーター団体「FRENTE TRICOLOR(フレンテ・トリコロール)」が謝罪文を発表し、加害者本人も直筆の謝罪文を掲載したが、そこには「暴行やケガをさせる意図はまったくありませんでした。スタジアムの外で応援歌を歌っている最中、一緒に“ジャンピング”をしようと持ち上げましたが、その方を落として倒してしまいました」と荒唐無稽な言い訳が書かれており、議論をより一層大きくさせた。

水原三星は「スーパーマッチで発生した不適切な件について、被害者及び被害者家族、さらにはKリーグを愛するすべての方々に心より謝罪申し上げます。クラブは加害者に対して今後2年間のホームゲーム出入り禁止を科す方針です。また、当該の小団体については厳重警告する一方、今シーズンの間はホームゲーム時の団体服着用及びバナー設置を禁止といたします」と、処分を発表していたが、このような措置も「軽い処罰だ」という見方が大半だった。

また、水原三星を率いるイ・ビョングン監督も、「Kリーグでこのようなことが二度と起きてはならないと思う。弁解の余地はない。私も映像を見たが、親の立場としてもとても腹が立った。我々のチームを応援するファンといえども、そのようなことは絶対に起きてはならない」と声を高めた。

韓国プロサッカー連盟は、当該の暴行事件と関連した映像と経緯書を受け取り、事務局で懲戒の強度を討議してきた。ひとまず、賞罰委員会には付託されない見通しだ。

連盟関係者は、「早急な措置を取ろうと努力したが、より根本的な懲戒と措置について悩んだ」とし、「ただし、賞罰委員会に回付されたときには、懲戒が限定される部分も考慮した。海外の事例の検討も経た」と明らかにした。

苦心を重ねた末、連盟は加害者にKリーグ全球場永久出入り禁止処分を下すことが有力だ。

懲戒のためには、加害者の身元提出と同意が必要であると知られている。連盟はこのような手続きを水原に義務付ける予定であり、加害者が加入していた小団体に対しても、それ相応の措置が下されるものとみられる。

今後、韓国プロサッカー連盟は最終決定を下した後、今週中に公式発表する予定だ。

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