浦和レッズと2度目の“ACL日韓対決”はドロー決着に。大邱FC指揮官「我々は勝利を望んでいたが…」【一問一答】

2022年04月25日 サッカー #ACL #Kリーグ

大邱(テグ)FCと浦和レッズの再戦はスコアレスドローに終わった。

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大邱FCは4月24日、タイ・ブリーラムのブリーラム・シティ・スタジアムで行われたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)グループF第4節で浦和レッズと対戦し、0-0で引き分けた。

前節は日本人MF鈴木圭太(24)のアシストからブラジル人FWゼカ(25)がゴールを決め、大邱FCが1-0で勝利を飾るも、今回の試合は浦和が攻勢を強める一方的な展開に。ただ、大邱FCの堅い守備もあって得点は生まれず、最終的にドロー決着となった。

これで両チームともに4試合を終えて2勝1分1敗の勝ち点7。同節ではライオン・シティ・セーラーズも山東泰山に勝利し、2勝1分1敗の勝ち点7で並んだため、当該チーム間の対戦成績によって、浦和が1位、大邱FCが2位、セーラーズが3位となった。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)

なお、試合後の記者会見には、大邱FCからアレシャンドレ・ガマ監督とチョン・テウク(24)が出席。

ガマ監督は「浦和は良いチームなので簡単な試合とはならなかった。我々は勝利を望んでいたが、引き分けることになって惜しい気持ちがある」とコメントし、チョン・テウクは「今日は前節よりはるかに難しい試合になると監督から伝えられ、実際、前半には集中力が乱れることもあった。それでも、時間が経つにつれて試合の流れをこちらに持ってくることができた」と振り返っていた。

「特に守備面で良い姿を見せてくれた」

以下、ガマ監督、チョン・テウクとの一問一答。

―試合を振り返って。

ガマ監督「今日の試合でも勝利するために努力をした。浦和はやはり良いチームだったので簡単ではなかった。今日は選手たちが一生懸命プレーしてくれたことにとても満足しているし、感謝している。特に守備面で良い姿を見せてくれたので、全体的に試合の流れを持ってくることができたと思う。我々は勝利を望んでいたが、引き分けることになって惜しい気持ちがある。我々は次の段階に向けてより一生懸命頑張っていく」

チョン・テウク「監督からは試合前、今日の試合は浦和レッズとの初戦よりはるかに難しくなると伝えられた。実際、前半には集中力が乱れることもあった。それでも、時間が経つにつれて試合の流れを僕たちの方に持ってくることができた。監督が負けないサッカーをしようと言ってくれたし、選手たちもやり遂げたと思う」

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)ガマ監督(左)、チョン・テウク(右)

―勝ち点1を獲得した。良いチャンスもあったがモノにすることができなかった。浦和の戦術変化にどのように適応したのか。

ガマ監督「浦和のスターティングメンバーに新しい選手が5人もいた。彼らはより速く、強く動くだろうと予想し、選手たちにも伝えた。試合序盤は選手たちが適応することに困難を感じていたが、時間が経つごとに選手たちが組織的に動いてプレーをした。選手たちが体力的に困難があったため、後半開始と同時に交代を進めた。選手たちが苦しい状況でも最善を尽くして一生懸命プレーしてくれたことが誇らしい。我々にとって今日の勝ち点がどれだけ重要であるかはわかっているし、1点を得ることができて嬉しい」
 
―前半は(3バックの)中央、後半は右側で守備をしたが、そのような変化についてどう思うか。

チョン・テウク「選手として、監督があらゆるポジションで起用してくださることはとてもありがたいことだ。それだけ監督が選手を信じているという意味だと思っている。選手たちもやはり、監督の要求事項には従わなければならないと思う。信じてくれたことに感謝している」

浦和レッズ戦に出場した日本人・鈴木圭太とはどんな選手?

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