韓国代表MFイ・ドンギョン(24、蔚山現代)が、日本代表DF板倉滉(24)が在籍するシャルケに加入する見通しだ。
【写真】東京五輪では“握手拒否”で物議。イ・ドンギョンはどんな選手?
韓国サッカー協会(KFA)は1月31日、「イ・ドンギョンがドイツクラブ移籍のためのメディカルチェックを受けるため、ドイツに出国する。1日未明にUAEのドバイに戻り、代表に合流する予定だ」と明らかにした。
イ・ドンギョンは最近、2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)シャルケから関心を受けていると伝えられていた。このため、シャルケのメディカルチェックを受けるものとみられる。
1997年9月生まれのイ・ドンギョンは蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)ユース出身で、弘益(ホンイク)大学を中退して2018年に蔚山現代トップチームに入団した。同年シーズン後半は2部のFC安養(アニャン)にレンタルで過ごし、2019年からは再び蔚山現代でプレーしている。Kリーグ1通算記録は72試合11ゴール6アシスト。
世代別代表経験も豊富で、2020年のU-23アジア選手権では5試合2ゴール1アシストでU-23韓国代表の優勝に貢献し、大会ベストイレブンにも選出。2021年夏に行われた東京五輪では背番号10番を背負い、準々決勝のU-24メキシコ代表戦で2ゴールを決めるなど活躍を見せた。
A代表では2019年9月にデビューを果たし、以降は着実にパウロ・ベント監督の招集を受けている。
これに先立ち、蔚山現代は韓国代表FWイ・ドンジュン(24)がブンデスリーガのヘルタ・ベルリンに移籍することが正式発表。FWオ・セフン(23)もJ1リーグの清水エスパルス加入が目前とされており、相次ぐ主力の移籍に頭を悩ませている状況だ。
なお、韓国代表は2月1日に中立地UAE・ドバイで行われるカタールW杯アジア最終予選第8戦でシリア代表と対戦。この試合で勝利した場合、残り試合の結果と関係なく、10大会連続11回目となるW杯本大会出場が確定する。
■【写真】イ・ドンギョンの“握手拒否”に批判殺到「無視する行動」
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