“握手拒否”で批判殺到のサッカー韓国代表イ・ドンギョンが過ち認める「理性的に対応すべきだった」

“握手拒否”で物議を醸している男子サッカーのU-24韓国代表MFイ・ドンギョン(23、蔚山現代)が、自身の行動に過ちがあったことを認めた。

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イ・ドンギョンは7月22日、茨城県のカシマスタジアムで行われたグループB第1節のU-24ニュージーランド代表戦で、試合終了後に相手FWクリス・ウッド(29、バーンリー)の握手を拒否した。

当時、韓国がウッドの決勝点でニュージーランドに0-1で敗れた後、イ・ドンギョンは硬い表情でピッチに立ち尽くしていた。そこにウッドが近づいて握手を求めたところ、イ・ドンギョンは手を払って拒否。ウッドは決まりが悪そうに笑っていた。

この行動を受け、ニュージーランドや日本など世界各国のメディアが、イ・ドンギョンの態度が失礼だと指摘していた。

握手を拒否するイ・ドンギョン(左)

「笑いながら断るわけにもいかなかった」

試合翌日の23日、イ・ドンギョンは韓国サッカー協会(KFA)を通じ、握手拒否に関してコメントを発表。以下のように伝えている。

「ここまで問題になることを思えば、より理性的に対応すべきでした。私としては、チームが負けたのに笑いながら断るわけにもいきませんでした。実際、あまりに失望していて何も考えられずにいました」

なお、KFAのイ・ジェチョル広報首席マネージャーは「大会前に選手と接触せず最大限気を付けようと教育したのは事実だ。ただ、(イ・ドンギョンの行動は)教育した内容もあったが、当時はあまりに失望し、やや怒っていた感情が交差したことで無礼に映ったようだ」と説明。

「イ・ドンギョン自身も、(当時は)理性的に礼儀正しく(握手を)断らなければならなかったと残念な気持ちを抱いている。当時は試合直後、あまりにがっかりして何も考えられずにいた」と伝えている。

ニュージーランドに敗れたことで早くもグループステージ敗退の危機にさらされている韓国、次戦は25日にルーマニアと対戦する。

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