韓国国軍体育部隊は12月7日、2022年1次国軍代表(尚武)選手最終合格者のリストを発表した。
男子サッカー部門では計4人が合格。MFクォン・チャンフン(27、水原三星ブルーウィングス)、FWキム・ジヒョン(25、蔚山現代)、MFイ・ヨンジェ(27、水原FC)、DFカン・ユンソン(24、済州ユナイテッド)が名を連ねた。
国軍体育部隊は書類選考を経て身体検査、体力測定、人性検査を行った後、最終合格者を決定した。
男子サッカー部門の合格者4人は来る12月27日に陸軍訓練所に入所し、基礎軍事訓練を受け、傘下のサッカーチームである金泉尚武(キムチョン・サンム)に合流する。
金泉尚武は今季、尚州(サンジュ)市から金泉市へのホームタウン移転により2部降格を余儀なくされたが、優勝により1年での1部復帰に成功を果たしていた。
国際Aマッチ28試合7ゴールの記録を持つクォン・チャンフンは、水原三星(スウォン・サムスン)でプロデビューした後、ディジョン(フランス)やフライブルク(ドイツ)でプレー。ただ、兵役の関係で今年5月にフライブルクを退団し、古巣の水原三星に復帰。今季Kリーグでは11試合1ゴールに終わった。
キム・ジヒョンは2020シーズン終了後に入隊予定だったが、蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)からのオファーを受けて入隊を延期。蔚山現代でプレーした今季は17試合1ゴール1アシストを記録した。
2019年E-1サッカー選手権にも出場したイ・ヨンジェは水原(スウォン)FCで30試合5ゴール7アシストをマーク。今夏の東京五輪にU-24韓国代表で出場したカン・ユンソンは済州(チェジュ)ユナイテッドで23試合に出場した。
なお、現在入隊中のメンバーには、元北海道コンサドーレ札幌のGKク・ソンユン(27)、元サガン鳥栖、鹿島アントラーズのDFチョン・スンヒョン(27)、元FC東京、アビスパ福岡のMFユ・インス(27)といった元Jリーガーも揃っている。
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