サッカー韓国代表が来年1月、トルコのアンタルヤで強化合宿に乗り出す。
韓国サッカー協会(KFA)関係者は11月30日、「サッカー韓国代表は来年1月9日~23日、アンタルヤで合宿した後、W杯アジア最終予選の第7戦と第8戦の決戦地に移動する」と明らかにした。
パウロ・ベント監督率いる韓国代表は現在、2022年カタールW杯アジア最終予選A組で4勝2分け(勝ち点14)を記録し、イラン(勝ち点16)に続いて2位につけている。
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A組、B組ともに1位と2位が本大会に直行する最終予選で、韓国は3位アラブ首長国連邦(UAE)との勝ち点差を8に広げた。
韓国は残り4試合を残しており、来年1月27日のレバノン戦(第7戦)、2月1日のシリア戦(第8戦)のアウェー2試合が出るが、UAEの結果次第では第7戦で10回連続W杯本大会行きが確定する可能性もある。
ベント監督率いる韓国代表はトルコでトレーニングを積んだ後、レバノンに移動する計画だ。KFA関係者は「中東での合宿環境はよくない。一方、トルコは1月に非常に良い天気の中で練習ができるので、最大限アンタルヤに滞在してから移動すると見られる」と明かした。
KFAは現地で2~3回の強化試合を進めている。トルコはレバノン、シリアとの時差が1時間に過ぎず、最終予選を控えて適応する点においても大きな問題はない。
アンタルヤの気候やトレーニング環境の良さは知られており、かつてKリーグチームがシーズン前のキャンプ地として多く訪れていたところだ。
ただし、当該期間は国際サッカー連盟(FIFA)が指定している招集義務が発生する期間ではない。そのため、ソン・フンミン(トッテナム)、ファン・ウィジョ(ボルドー)ら欧州組の選手たちは練習に参加できない見通しだ。
これまでのW杯シーズンと同じく、シーズンオフ中のKリーグ所属選手などアジアで活動する韓国代表候補たちが大挙呼ばれる見通しだ。
一方、ファン・ソンホン監督が指揮するU-23韓国代表も、来年1月に欧州遠征または中東で推進中の親善大会への出場を考えている。
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