韓国プロ野球2軍で浮上した“首位打者八百長疑惑”、事実は無かったと判断も関係者に警告処分

韓国野球委員会(KBO)が、2軍リーグで起こった首位打者獲得に関する八百長疑惑の調査結果を発表した。

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KBOは11月17日、KBOカンファレンスルームで賞罰委員会を開き、調査結果を基準に審議した結果を発表した。KBOは「尚武のパク・チワン監督が、KIA(タイガース)のコーチングスタッフに不正な請託をしたかどうかについて、該当試合の審判委員、記録委員、運営委員らも、試合内容や守備位置などが正常な試合だったと陳述していることを確認した」と伝えた。

そして「尚武の監督が相手チームの選手団と通話した内訳が全くなく、関連選手団に対する調査でも不正行為を認めるだけの供述がなかったほか、現場に設置された監視カメラや試合の映像資料など、客観的に判断できる資料が存在しなかったことにより、不正行為を認める証拠がないため、嫌疑なしと決定した」と付け加えた。

なお、KBOは「パク監督は尚武と斗山(ベアーズ)の試合前に、斗山の選手Aにたとえ冗談を言ったとしても、公正な試合を指導する立場にある監督として、他球団の選手に試合の公正性を損ねたり、誤解を招くような言動をしたことについては不適切だと判断した。パク監督に対しては、KBO規約第151条の品位損傷行為に基づき、警告処分を決定した」と明らかにしている。

またKBOは、KIAタイガース選手の多くにメールを送ったロッテ・ジャイアンツのキム・ジュヒョンについては、「たとえその発言によって特定の行為が実行されておらず、試合内容や結果に何ら影響を及ぼさないなど、不正行為が発生したわけではないとしても、試合の公正性を損ない、誤解を招く不適切な言動だったと判断し、KBO規約第151条の品位損傷行為に基づき、警告処分を決定した」と発表した。

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