日本で活躍したユ・サンチョルさんも。大韓体育会が「韓国スポーツ英雄」国民支持率調査を開始

大韓体育会は11月10日から12月12日まで、韓国の一般国民を対象に「2021韓国スポーツ英雄」選定のための国民支持率調査を実施する。

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最終候補者はキム・スニョン(アーチェリー)、キム・ホンビン(登山)、パク・ハンソ(サッカー指導者)、故ユ・サンチョルさん(サッカー)の4人に絞られた。

「韓国スポーツ英雄」とは、スポーツを通じて選手と青少年の模範となり、国威を宣揚し、韓国国民に大きな喜びと希望をもたらした選手、スポーツ貢献者(指導者、行政家、ジャーナリスト、外交家など)を称えるものだ。

大韓体育会は推薦委員、スポーツ団体、記者、一般国民を対象に「スポーツ英雄」選定のための候補者を推薦してもらい、去る10月28日に「第2回スポーツ英雄選定委員会」を開催。スポーツ団体関係者及び推薦記者団の推薦受付結果に基づき、最終候補者4人を決定した。

元アーチェリー韓国代表のキム・スニョンは現役時代に“神弓”の愛称で知られ、オリンピック3大会で金メダル4枚、銀メダル1枚、銅メダル1枚を獲得。

キム・ホンビンは、2021年7月に障がい者として世界で初めてヒマラヤ8000メートル級の14の山を完登した登山家。同月、中国とパキスタンの国境にあるブロードピークを下山中に行方不明となり、捜索活動は打ち切りとなっている。

パク・ハンソは2017年からサッカーベトナム代表監督に就任し、U-23アジア選手権準優勝を皮切りにジャカルタ・アジア大会ベスト4、AFF(東南アジアサッカー連盟)スズキカップ優勝、アジアカップベスト8など、ベトナムサッカーの発展に貢献。現在行われている2022年カタールW杯アジア最終予選にもベトナム代表を史上初めて導いた。

今年6月、すい臓がんとの闘病の末49歳の若さでこの世を去ったユ・サンチョルさんは、現役時代に2002年日韓W杯ベスト4進出を果たした韓国代表の主力として活躍。横浜F・マリノス、柏レイソルとJリーグでも活躍し、日韓のサッカーファンに愛されていた。

(写真提供=韓国サッカー協会)ユ・サンチョルさん

今回の国民支持度調査は大韓体育会ホームページや「スポーツ英雄」ホームページ、または「2021韓国スポーツ英雄」支持度調査のホームページを通じて、韓国国民であれば誰でも参加することができる。起源は12月1日までで、参加者500人には抽選でドリンクのクーポンが提供される予定だ。

「2021韓国スポーツ英雄」は、選定委員会及び評価記者団による定性評価(70%)と国民支持度調査(30%)の合算点数を考慮し、「第3回スポーツ英雄選定委員会」で最終決定を下す。選ばれた者は大韓体育会の名誉の殿堂入りを果たす。

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