21歳の韓国人投手が米マイナーリーグの最優秀投手に選定、高卒でアメリカ行きの有望株

2021年10月04日 スポーツ一般 #MLB #野球

米メジャーリーグ(MLB)のロサンゼルス・ドジャースが、韓国人選手チェ・ヒョンイル(21)を「今年のマイナーリーグ投手」に選定した。

ドジャースは10月2日(日本時間)、「2021ブランチ・リッキーマイナーリーグ最優秀選手に内野手のミゲル・バルガス、最優秀投手にチェ・ヒョンイルを選んだ」と発表。

ソウル高校を卒業したチェ・ヒョンイルは高校2年生当時、最高球速146キロのストレートで頭角を現した。しかし高校3年生の2018年、わき腹の負傷により成績が振るわず、韓国プロ野球のドラフト1次指名を受けられないまま、2次指名1ラウンドの指名候補として有力だった。

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(写真=MLB公式ホームページ)チェ・ヒョンイル

だが2018年8月20日、リュ・ヒョンジンが所属しているドジャースと30万ドル(約3000万円)で契約を結び、MLBに挑戦状を突きつけた。

その後2019年にルーキーリーグでプレーしたチェ・ヒョンイルは昨年、新型コロナの影響でマイナーリーグが行われなかったため、個人練習に励むことに。

今季はドジャース傘下のシングルAランチョクカモンガ・クエークスに昇格し、7月までチーム内の最多勝、防御率、奪三振、WHIP(1イニングあたり、何人の走者を出したかを表す数値)の4つの部門で首位を守った。その活躍もあり、ハイシングルAのグレートレイク・ルーンズに昇格した。

ランチョクカモンガ・クエークスでは15試合8勝3敗、防御率3.17、グレートレイク・ルーンズでは9試合3敗、防御率4.17を記録。後半はペースが落ちたものの、プロ初のレギュラーシーズンということを考慮すれば悪くない成果と言える。

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