「責任は監督にある」W杯最終予選ドロー発進の韓国代表、指揮官が自責「言い訳はできない」

「責任は監督にある」

韓国は9月2日、ホームのソウルワールドカップ競技場で行われた2022年カタールW杯アジア最終予選の初戦で、イラク代表と0-0で引き分けた。

試合後、ベント監督は「守備は上手くコントロールした、しかし、攻撃は相手より多くチャンスを作ったが、得点することができなかった。引き分けは我々が上手くできなかった結果だ。思うように試合を進められなかったとはいえ、責任は監督にある」と述べた。

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「ソン・フンミンの重要性はわかっているが…」

戦前の予想通り、イラクはDFラインを下げてカウンターの一発を狙う戦術を敷いた。これに対し、韓国は最後までイラクの守備を攻略することができなかった。

ベント監督は「相手の戦術、スタイルに備えて我々が準備した。攻撃でしなければならないことができなかった。左右転換、裏に抜け出す動き、スペース創出などが上手くできなかった」と振り返った。

イラク守備陣は韓国のエースであるFWソン・フンミン(29、トッテナム)を封じた。積極的なマークを通じ、ソン・フンミンの活動範囲を制限した。

「ソン・フンミンの重要性はわかっているが、言い訳にはならない。こうした状況はほかの試合でも起こり得ることで、適切な解決策を見出したが、今日はそれができなかった」と話すベント監督は、「相手DFの不均衡を生み出し、困難をもたらすべきだったが、積極性に欠けた」と指摘した。

(写真提供=韓国サッカー協会)パウロ・ベント監督(左)

次戦は来る7日、水原ワールドカップ競技場でレバノン代表と対戦する。

ベント監督は「試合分析を通じて上手くできなかった点を探さなければならない。レバノンは2次予選でも戦ったチームだ」とし、「選手たちの回復にも集中しなければならない。分析をした後、どのような戦略で臨むか、どのようなベストイレブンで試合に臨むかを決める」と強調した。

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