2020東京パラリンピックが今月8月24日から来月9月5日まで、日本の東京で開かれる。 181カ国から4400人余りの選手が参加し、22種目539個のメダルをかけて競争する予定だ。
韓国は14種目に90人余りの選手が参加する。今回のパラリンピックでは金4個を含め総合20位圏内を目標にしている。
大韓障がい者体育会のチョン・ジンワン会長が出場する代表チーム選手たちに強調していることがある。「自分の限界を設定して破ってほしい」という願いだ。
【写真】韓国選手団が利用する給食センターはどんな場所?気になる弁当の中身も
チョン会長は2000年シドニー・パラリンピックの射撃で世界新記録を達成して金メダルを獲得した。その後、大韓障がい者体育会の利川(イチョン)選手村長を経て、今年1月に会長職に当選した。
チョン会長は「韓国国旗をつけて挑戦できること自体が光栄だ。まず、韓国代表になったことだけで、誇らしく思わなければならない。 そして最善を尽くせば結果は自然とついてくる。 5年間一生懸命練習しただけに、準備したことをミスなくやればいい」と語った。
自身の経験談も踏まえた激励もあった。
「最初(1996年アトランタ・パラリンピック)に出場した時は、どうしても1位になりたかった 金メダルを取るために出場したが、できなかった。4年後、ミスなく自分自身の目標に挑戦したら、世界記録と金メダルになった」
パラリンピックに出場する選手たちは、事故や病気などで障がいを持っている。選手たちは、その限界を超える代表走者だ。その最大値がメダルでもあ。 彼らがスポーツをする理由がそこにある。
パラリンピックに出る韓国代表の選手たちは、出国前まで選手村で連日トレーニングを続けている。
新型 コロナ感染症が広がる状況を考慮して外出も控えてきた。一人でも感染すれば、他の選手の出場まで影響を与えてしまうという考えのためだ。
大韓障がい者体育会は日本で使用するため、マスクとフェイスシールドも用意した。 選手たちも日本で他国選手との接触を最大限自制する予定だ。
大韓障がい者体育会は東京内の給食センターも運営する。東京五輪時よりもさらにアップグレードした保温弁当を準備中だ。
チョン会長は「暑ければ食事がいたむことを考慮し、保温ジャーを用意して、スープも温かく食べられるようにした。 保冷剤も用意し、おかずは保冷する。副食も準備して外に出ずに選手村で食べられるようにした」と明らかにした。
「韓国人は韓国料理を食べてこそ力が出る」と話しながら笑ったチョン会長。大韓障がい者体育会は、栄養食や健康管理、そして選手らの好みも考慮し、利川選手村内での弁当の試食過程もすでに経ているという。
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