「生きた伝説」も衝撃負け…テコンドー宗主国の韓国、ノーゴールドの屈辱が現実味

韓国テコンドーの顔とも言うべき看板スターも、結局は「五輪金メダル」に届かなかった。韓国テコンドーの看板スターとされているイ・デフン(大田広域市庁)が、3度目の五輪でも金メダル獲得に失敗したのだ。

イ・デフンは7月25日、千葉の幕張メッセで行われた2020東京五輪テコンドー男子68キロ級・1回戦で、ウルグベク・ラシトフ(ウズベキスタン)に延長戦の末、19-21で敗れた。

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イ・デフンは、ワールドグランプリはもちろん、世界選手権とアジア大会、アジア選手権などを制覇し、韓国テコンドーの「生きたレジェンド」に挙げられる人物。

ただ、オリンピックの金メダルとは縁がなかった。

イ・デフン

オリンピックには2012年ロンドン大会から参加しているが、ロンドンでは銀、2016年リオデジャネイロ大会では銅メダルを獲得した。東京の地で金メダルを獲得し、4大メジャー大会のグランドスラムを夢見ていたが、1回戦でその足を引っ張られた。 

2分ずつ3ラウンドで進められるこの試合で、イ・デフンは序盤こそリードを握ったが、終盤に攻勢を許し、19-19の同点に追いつかれると、延長戦で敗北を喫した。

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