ACL連覇に挑む蔚山現代ホン・ミョンボ監督、主力不在のグループステージは「序盤の3試合」を強調

蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)を率いるホン・ミョンボ監督が、アジア・チャンピオンズリーグ(AFC)連覇への意気込みを語った。

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ベトテルFC(ベトナム)、パトゥム・ユナイテッド(タイ)、そして上海上港(中国)対カやFCイロイロ(フィリピン)のプレーオフ勝者戦うグループFを前に、ホン監督は6月17日に行われた記者会見に出席。

「タイ開催でホームの利があるチームと試合する点が難しいが、そういう点を除けば基本的には満足だ。東南アジア地域の雨季が始まる時期であるため、悪天候時の戦いにも備えている」とし、「それでも、ベトテルやパトゥムは現地適応の面で我々より上回るだろう」と、対戦相手への警戒を緩めなかった。

続けて、「ディフェンディングチャンピオンとしての自信は持っているが、新たにスタートする大会であり、新しい挑戦だ。ほかのチームと同一線上で出発する立場だ。前年度王者だからといって慢心を持っていれば、厳しい試合になるしかない」と語った。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)ホン・ミョンボ監督

蔚山現代は東京五輪を控えるU-24韓国代表の2次招集メンバーに、MFウォン・ドゥジェ(23)、FWイ・ドンジュン(24)、MFイ・ドンギョン(23)、DFソル・ヨンウ(22)を派遣した。4選手は来る22日から代表に合流するため、同時期に行われるACLグループステージに参加することができない。

「チームとしてダメージがある。4人ともチームの中核を担う選手だ」と明かすホン監督は、「中2日で試合を続けなければならない。ローテーションが必要だ。各ポジションで1人の選手が6試合すべてをプレーすることはできない」とし、「どの試合に集中すべきか悩んでいる。序盤の3試合で勝ち点をどれだけ獲得できるかが重要だろう」と見通した。

昨シーズンのACLで8年ぶり2度目の優勝を達成した蔚山現代。ホン監督を新指揮官に据えた今シーズンも、ACLでの勝ち上がりに期待したいところだ。

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