U-24韓国代表イ・ドンジュンが東京五輪での金メダル獲得誓う!「監督についていくだけ」

U-24韓国代表の両翼を担うFWイ・ドンジュン(24、蔚山現代)とFWオム・ウォンサン(22、光州FC)が、東京五輪での金メダル獲得を約束した。

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イ・ドンジュンとオム・ウォンサンは6月2日に行われたオンライン記者会見に出席し、7月に迫った東京五輪への心構えを明かした。

オリンピック世代の中でも屈指の俊足を誇る2人は、ともにウィングを主戦場とする。「ドンジュン兄さんの方が速い」というオム・ウォンサンの評価に、イ・ドンジュンは「先輩を喜ばせようとする言葉だ。ウォンサンの方がずっと速い」と反論。“オム・サラー(オム・ウォンサン+モハメド・サラー)”の別名を持つ後輩の俊足を認めた。

(写真=『KFA TV』キャプチャー)記者会見に応じるオム・ウォンサン(左)とイ・ドンジュン

イ・ドンジュンは今シーズン前に釜山(プサン)アイパークから蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)へ移籍すると、先発とベンチを行き来しつつも6ゴールを挙げ、得点数でチーム内トップに立っている。去る3月の“日韓戦”では韓国A代表でフル出場も果たした。

「いつもどうしたら発展できるかを考えて練習に臨んでいる」というイ・ドンジュンは、「優秀な選手と競争するため、チームに生き残るため努力している」と成長の原動力を説明した。

オム・ウォンサンは、韓国が準優勝を果たした2年前のU-20ワールドカップ当時より、フィニッシュの精度が向上したと評価される。本人も「足りない部分は自分でもよくわかっている。フィジカルを強化し、フィニッシュやクロスの練習を個人的に多く行った」と語る。

今シーズンは序盤こそ負傷で離脱していたものの、最近になって戦列復帰。徐々にコンディションを取り戻している。ただ、「初めて試合に出たときよりもコンディションは引き上がったが、まだ100%ではない」と、今も調整の段階であるという。

2人の目標は金メダルだ。これに先立ち、U-24代表率いるキム・ハクボム監督は東京五輪の目標を優勝と定めた。銅メダルを獲得した2012年ロンドン五輪以上の成績を収めるという覚悟だ。

(写真提供=韓国サッカー協会)キム・ハクボム監督

指揮官の力強い宣言に2人も続く。イ・ドンジュンは「僕らは監督の後をついていけば良い。(監督が)金メダルを取ろうと言ったのだから、選手たちも同じ目標を立てれば良い」と強調。オム・ウォンサンも「僕も金メダルを望んでいる。歴史は壊すためにあるものだ。僕たちが壊して見せる」と自信を示した。

今回のU-24代表では、MFイ・ガンイン(20、バレンシア)の招集が特に注目を集めている。特に、オム・ウォンサンはU-20W杯でイ・ガンインの“相棒”として息を合わせた経験がある。

イ・ガンイン

オム・ウォンサンは「ガンインとはずっと連絡を取ってきた。久しぶりに会った気がしない」とし、「いつもたくさん話している。僕はガンインの言葉だけを信じて走れば良い。厳しい状況でもどうにかボールが来る。目が合えば大丈夫だ」と厚い信頼を寄せた。

また、U-24代表では初めてイ・ガンインと顔を合わせるイ・ドンジュンも、「ガンインは親しみがある。(自ら)近づいてくる性格だよ。初めて会ったような感じがしない。今までずっと一緒にやってきたメンバーのようだ」とし、「ガンインはパスに長ける選手だ。僕がちゃんとした動き出しをすれば良い。そうすれば、優れたパスがたくさん送られてくるだろう。期待している」と述べた。

なお、U-24韓国代表は、来る6月12日と15日にU-24ガーナ代表との国際親善試合2連戦を行う予定だ。

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