モウリーニョ電撃解任のトッテナムは次どんなチームに?次期監督が負う“ミッション”とは

4月19日(日本時間)、イングランド・プレミアリーグ(EPL)トッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督が電撃解任された中、チームはしばらくの間ユースチームの監督であるライアン・メイソン氏が率いることとなった。

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トッテナムは20日、公式ホームページでモウリーニョとコーチスタッフの解任を発表し、監督代行にライアン・メイソン氏が就任したと発表した。今年で30歳を迎えるメイソンコーチは、2018年までトッテナムの選手として活躍した青年指導者だ。

BBCやSky Sportsなどイギリスの主要メディアは、メイソン監督代行体制は一時的なもので、ファン・ヒチャンが所属しているRBライプツィヒ(ドイツ)のユリアン・ナーゲルスマン監督を後任の第1候補として挙げている。ナーゲルスマン監督は今年34歳と若いが、新進気鋭の戦術家として有名だ。

トッテナムは新監督を迎え入れ次第、チームのリビルディングに本格的に着手する予定だというが、次はどのような姿になるのだろうか。

ファンも名物会長も攻撃的な姿を希望

トッテナムのダニエル・レヴィ会長が“スペシャルワン”を更迭した最大の理由は、2019~2020シーズンを6位で終えたこととされている。2020~2021シーズンが終盤に差し掛かった現在も7位と期待を大きく下回る成績にとどまっていることに加え、何よりもチームがディフェンシブになったことへの怒りから来ているそうだ。

トッテナムは現在リーグ7位(勝ち点50)で、UEFAチャンピオンズリーグ(UCL)出場圏内である4位のウェストハム(勝ち点55)との差はさほど大きくないが、期待を裏切った成績とも言える。また、3月19日にはヨーロッパローグ(UEL)のディナモ・ザグレブ(クロアチア)戦で0-3と完敗し、ベスト16に終わったことも小さくない原因だろう。

当初モウリーニョが就任した際トッテナムは、マウリシオ・ポチェッティーノ前監督時代のレガシーをベースに、攻撃的な成果を出すことを希望していた。しかし、モウリーニョの現実的で守備を優先するアプローチは、攻撃的アイデンティティを自負してきたトッテナムとはマッチしなかった上、成績の悪化に伴いファンの不満が大きくなっていたことも事実だ。

守備的な姿勢は数字にも如実に表れており、モウリーニョが就任した昨シーズンのゴール数は61で、前の4シーズン(2015~16シーズン69ゴール、2016~17シーズン86ゴール、2017~18シーズン74ゴール、2018~19シーズン67ゴール)よりもはるかに少ない数だった。

低調な得点数は今季も続いており、32試合を消化した4月20日現在も54ゴールにとどまっている。1試合当たり1.69ゴールという数字や、ボール支配率に対する低調な記録は、トッテナムが今後改善すべき課題だ。

UCL出場権、若返りなど仕事は多く…

モウリーニョの退陣とともに、来季のUCL出場権獲得にも失敗した場合、トッテナムはEPLで得点王(21ゴール)とアシスト部門1位(13アシスト)をマークしているハリー・ケインや、ケインと阿吽の呼吸を見せているソン・フンミンの放出も現実的になるのではないかと言われている。

ソン・フンミン

また、モウリーニョは在任期間中、デーン・スカーレットなどアカデミー選手たちの可能性も取り上げたが、結局トップチームで1分間以上プレーした10代は1人しかおらず、他チームより出場時間がはるかに少なかったという。

しかし、モウリーニョはこれまで守備的な戦術で数々の栄冠を勝ち取っており、2019年の選任時により議論されるべきものだったはずだ。反面、モウリーニョも過去の栄光に固執せず、自身の戦術などに大幅なアップデートを施さなかったこともよろしくなかったのではないかとも言われている。

戦術改善、UCL出場権の確保、エースの慰留など、レヴィ会長を満足させるために次期監督に課されるミッションは多岐にわたりそうだ。

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